nnc_sony_で自前データで画像分類

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nnc_sony_で自前データで画像分類 [2017/11/10]
adash333 [4. サンプルプロジェクトを名前をつけて保存]
nnc_sony_で自前データで画像分類 [2018/10/07] (現在)
ライン 7: ライン 7:
 http://​twosquirrel.mints.ne.jp/?​p=19813 http://​twosquirrel.mints.ne.jp/?​p=19813
  
 +動画にしてみました。
 +
 +<​html>​
 +<iframe width="​560"​ height="​315"​ src="​https://​www.youtube.com/​embed/​iuazqlhc-FA"​ frameborder="​0"​ gesture="​media"​ allowfullscreen></​iframe>​
 +</​html>​
 +
 +<​html>​
 +<iframe width="​560"​ height="​315"​ src="​https://​www.youtube.com/​embed/​_MoPfG5UpMs"​ frameborder="​0"​ allowfullscreen></​iframe>​
 +</​html>​
 +
 +<​html>​
 +<iframe width="​560"​ height="​315"​ src="​https://​www.youtube.com/​embed/​4xRDMXqR8EA"​ frameborder="​0"​ gesture="​media"​ allowfullscreen></​iframe>​
 +</​html>​
 ===== 開発環境 ===== ===== 開発環境 =====
 Panasonic CF-RZ4\\ Panasonic CF-RZ4\\
ライン 43: ライン 56:
   |-apple\ \\   |-apple\ \\
   |-orange\ \\   |-orange\ \\
-varidation\ \\+validation\ \\
   |-apple\ \\   |-apple\ \\
   |-orange\   |-orange\
ライン 85: ライン 98:
 {{:​pasted:​20171110-181154.png}} {{:​pasted:​20171110-181154.png}}
  
-画面右上のimage(Save as)をクリックして、「101_apple_orange_cnn.sdcproj」という名前でプロジェクトを名前をつけて保存。+画面右上のimage(Save as)をクリックして、
  
 +{{:​pasted:​20171110-183222.png}}
 +
 +C:/​neural_network_console/​projects/​ フォルダの下に、「101_apple_orange_cnn.sdcproj」という名前でプロジェクトを名前をつけて保存(02_binary_cnn.sdproj ​ を別名で保存)。
 +
 +{{:​pasted:​20171110-183312.png}}
 +
 +以下のような画面になります。
 +
 +{{:​pasted:​20171110-183335.png}}
 +
 +
 +==== この後の流れ ====
 +
 +このサンプルは、28 x 28 pixelのグレースケールの画像を数字の4と9に画像分類するCNN(畳み込みニューラルネットワーク)です。
 +
 +今回は、(画像ファイルを用意した後、)
 +
 +<1>このネットワークをコピペして、
 +
 +<2>最初の入力を、28 pixelのカラー画像(りんごとオレンジ)に変更。つまり、Input Datasetを、(1,​28,​28)→(3,​28,​28)にして
 +
 +<3>りんごとオレンジの、trainingデータセット、validationデータセットを読み込んで、
 +
 +<4>機械学習(training)を行い、
 +
 +<5>学習結果を評価(validation)を行う
 +
 +という流れとなります。
 ===== 5. ネットワークのInputの変更 ===== ===== 5. ネットワークのInputの変更 =====
 最初の入力を、28 pixelのカラー画像(りんごとオレンジ)に変更。つまり、Input Datasetを、(1,​28,​28)→(3,​28,​28)にします。 最初の入力を、28 pixelのカラー画像(りんごとオレンジ)に変更。つまり、Input Datasetを、(1,​28,​28)→(3,​28,​28)にします。
  
 +以下の画面の黒い長方形の、「Input」をクリック。
 +
 +{{:​pasted:​20171110-183425.png}}
 +
 +画面左下に、Layer Property “Input”の詳細が表示されるので、Sizeの1,​28,​28のところをクリック。
 +
 +{{:​pasted:​20171110-183443.png}}
 +
 +1, 28, 28 が編集できるようになるので、一番左側の “1” を、 “3”に変更する。
 +(これは、最初の入力画像を、28x28pixelのグレースケール画像から、28x28pixelのカラー画像(RGBの3)に変更している。)
 +
 +{{:​pasted:​20171110-183509.png}}
 +
 +そうすると、Main画面の数値も微妙に自動的に変更される。
 +
 +{{:​pasted:​20171110-183528.png}}
 +
 +ネットワークの変更はこれで終了です。
 ===== 6. 自前のデータ画像の読み込み ===== ===== 6. 自前のデータ画像の読み込み =====
 りんごとオレンジの、trainingデータセット、validationデータセットを読み込みます。 りんごとオレンジの、trainingデータセット、validationデータセットを読み込みます。
ライン 100: ライン 159:
  
 画面右上の Training の下の△ボタンをクリックすると、学習が始まり、グラフが自動的に生成されていきます。 画面右上の Training の下の△ボタンをクリックすると、学習が始まり、グラフが自動的に生成されていきます。
-===== 8. 学習結果を評価(validation) =====+===== 8. 学習結果を評価(evaluation) =====
  
  
  
  
-===== 参考 =====+===== 参考文献 ​=====
 公式マニュアル\\ 公式マニュアル\\
 https://​blog.dl.sony.com/​259/​\\ https://​blog.dl.sony.com/​259/​\\
 日本語のドキュメントがあります!とにかく、公式マニュアルを読んでやるのが一番です! 日本語のドキュメントがあります!とにかく、公式マニュアルを読んでやるのが一番です!
 +
 +===== リンク =====
 +
 +次:
 +<wrap hi>
 +[[NNC(SONY)で回帰分析]]
 +</​wrap>​\\
 +
 +[[sidebar|目次]]\\
 +
 +前:
 +<wrap hi>
 +[[NNC(SONY)で初めての機械学習]]
 +</​wrap>​\\

nnc_sony_で自前データで画像分類.1510305118.txt.gz · 最終更新: 2018/10/07 (外部編集)