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excelで折れ線グラフと誤差

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excelで折れ線グラフと誤差 [2017/11/23] – [1.データの準備] adash333excelで折れ線グラフと誤差 [2018/10/07] – 外部編集 127.0.0.1
行 1: 行 1:
 ===== Excelで折れ線グラフと誤差を描画する ===== ===== Excelで折れ線グラフと誤差を描画する =====
-前回の<wrap hi>[[Excelで平均値と標準誤差]]</wrap>では、エクセル上で平均と標準偏差を計算しました。今回は、体重の時系列データの平均と標準偏差を計算し、標準偏差つきの折れ線グラフを作成します。+前回の<wrap hi>[[Excelで平均値と標準誤差]]</wrap>では、エクセル上で平均と標準偏差を計算しました。今回は、時系列データの平均と標準偏差を計算し、標準偏差つきの折れ線グラフを作成します。 
 + 
 + 
 +動画にしてみました。 
 + 
 +<html> 
 + 
 +<iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/UIiuJCFvRxw" frameborder="0" gesture="media" allow="encrypted-media" allowfullscreen></iframe> 
 + 
 +</html> 
 + 
 +動画版のファイルは以下となります。(グラフ描画前と描画後のファイル) 
 + 
 +{{ :book2.xlsx |}} 
 + 
 +{{ :book2_102.xlsx |}}
  
 大まかな流れとしては、以下のようになります。 大まかな流れとしては、以下のようになります。
行 17: 行 32:
 Microsoft Excel 2016 Microsoft Excel 2016
  
-==== 1.データの準備 ====+===== 1.データの準備 =====
 エクセルに書き込んでいくのですが、1行目にIDや年齢、糖尿病DMの有無などの項目を並べていき、2行目からは各症例の生データを打ち込んでいきます。できれば、項目もデータも『半角英数字』が望ましいです。もし欠損データがある場合は、『NA』と入力します。 エクセルに書き込んでいくのですが、1行目にIDや年齢、糖尿病DMの有無などの項目を並べていき、2行目からは各症例の生データを打ち込んでいきます。できれば、項目もデータも『半角英数字』が望ましいです。もし欠損データがある場合は、『NA』と入力します。
  
行 41: 行 56:
 このHbA1cの平均の折れ線グラフと、各月における標準偏差をグラフに書き込みをしたいと思います。 このHbA1cの平均の折れ線グラフと、各月における標準偏差をグラフに書き込みをしたいと思います。
  
-==== 2.平均値計算 ====+書き込み後エクセルファイルは、以下からダウンロードできます。
  
-==== 3.平均値の計算のコピー ====+{{book2_002.xlsx}} 
 +===== 2.平均値の計算 ====
 +セルB10に、"平均"と記載
  
 +{{:pasted:20171124-075117.png}}
  
-==== 4.標準偏差の計算 ====+セルB11に、"=AVERAGE("と記載してから、
  
 +{{:pasted:20171124-082400.png}}
  
 +{{:pasted:20171124-082455.png}}
  
-==== 5.標準偏差の計算のコピー ====+セルB2からセルB8までドラッグ。
  
-==== 6.平均値の折れ線グラフの作成 ====+{{:pasted:20171124-082615.png}} 
 + 
 +最後に、半角のカッコ")"を記載して、Enterを押す。 
 + 
 +{{:pasted:20171124-090712.png}} 
 + 
 +{{:pasted:20171124-090727.png}} 
 + 
 +ちなみに、平均の表示を小数1桁にしたい場合は、セルB11を右クリック>セルの書式設定 を選択してから 
 + 
 +{{:pasted:20171124-091208.png}} 
 + 
 +数値 をクリックして、 
 + 
 +{{:pasted:20171124-091525.png}} 
 + 
 +「小数点以下の桁数」を、1に設定して、OK をクリック。 
 + 
 +{{:pasted:20171124-092533.png}} 
 + 
 +{{:pasted:20171124-092651.png}} 
 + 
 +すると、以下のようになる。 
 + 
 +{{:pasted:20171124-092829.png}} 
 + 
 + 
 + 
 +===== 3.平均値の計算のコピー ===== 
 + 
 +セルB10からセルB11を選択して、"Ctrl+C"でコピー。 
 + 
 +{{:pasted:20171124-093247.png}} 
 + 
 +セルE10からセルH11を選択して、"Ctrl+V"でペースト。 
 + 
 +{{:pasted:20171124-093330.png}} 
 + 
 +{{:pasted:20171124-093433.png}} 
 + 
 +===== 4.標準偏差の計算 ===== 
 +セルB12に、"標準偏差"と記載。セルB13に、"=STDEV.P("と記載してから、セルB2からセルB8までドラッグ。 
 + 
 +{{:pasted:20171124-130757.png}} 
 + 
 +最後に、半角のカッコ”)“を記載して、Enterを押す。 
 + 
 +{{:pasted:20171124-130838.png}} 
 + 
 +{{:pasted:20171124-130854.png}} 
 + 
 +セルB13を右クリック>セルの書式設定で、分類を「数値」、小数点以下の桁数を「1」にして、OK。 
 + 
 +{{:pasted:20171124-131232.png}} 
 + 
 +{{:pasted:20171124-131405.png}} 
 + 
 +===== 5.標準偏差の計算のコピー ===== 
 +セルB12からセルB13を選択して、"Ctrl+C"でコピーしてから、セルE12からセルH13を選択して、"Ctrl+V"でペースト。 
 + 
 +{{:pasted:20171124-131448.png}} 
 + 
 + 
 +===== 6.平均値の折れ線グラフの作成 ====
 + 
 +画面上の方の、「挿入」タブをクリック。 
 + 
 +{{:pasted:20171124-131832.png}} 
 + 
 +セルE11からセルH11までを選択。 
 + 
 +{{:pasted:20171124-133432.png}} 
 + 
 +「折れ線/面グラフの挿入」のアイコンをクリック。 
 + 
 +{{:pasted:20171124-134121.png}} 
 + 
 +図のような場所をクリック。 
 + 
 +{{:pasted:20171124-234955.png}} 
 + 
 +以下のような折れ線グラフが出てくる。 
 + 
 +{{:pasted:20171124-235510.png}} 
 + 
 +グラフタイトルをクリックして、タイトルを変更。 
 + 
 +{{:pasted:20171124-235746.png}} 
 + 
 +{{:pasted:20171124-235815.png}} 
 + 
 +===== 7.標準偏差の描画(誤差範囲の追加) ===== 
 + 
 +グラフのどこかを選択した状態で、画面上の方の、「デザイン」タブをクリック。 
 + 
 +{{:pasted:20171125-001701.png}} 
 + 
 +画面一番左の「グラフ要素の追加」をクリック 
 + 
 +{{:pasted:20171125-010620.png}} 
 + 
 +「グラフ要素の追加」>「誤差範囲」>「その他の誤差範囲オプション」をクリック 
 + 
 +{{:pasted:20171125-011029.png}} 
 + 
 +画面右側に、誤差範囲の書式設定という画面が出てくるので、 
 + 
 +{{:pasted:20171125-011147.png}} 
 + 
 +下の方の、誤差範囲で、ユーザー設定を選択して、「値の指定」をクリック 
 + 
 +{{:pasted:20171125-011251.png}} 
 + 
 +{{:pasted:20171125-011355.png}} 
 + 
 +以下のような画面になるので、正の誤差の値と、負の誤差の値の両方を、セルE14からセルH14までを選択して指定。 
 + 
 +{{:pasted:20171125-011543.png}} 
 + 
 +{{:pasted:20171125-011632.png}} 
 + 
 +すると、以下のような、上下に標準偏差を付加した折れ線グラフが出来上がる。 
 + 
 +{{:pasted:20171125-011717.png}} 
 + 
 + 
 +===== 8.微調整 ===== 
 + 
 +一番上の、デザインタブの、「データの選択」をクリック 
 + 
 +{{:pasted:20171125-012154.png}} 
 + 
 +横(項目)ラベルの「編集」をクリック 
 + 
 +{{:pasted:20171125-012426.png}} 
 + 
 +下図の↑アイコンをクリックして、 
 + 
 +{{:pasted:20171125-012508.png}} 
 + 
 +セルE1からセルH1を選択して、Enter, OK, OK 
 + 
 +{{:pasted:20171125-012538.png}} 
 + 
 +{{:pasted:20171125-012755.png}} 
 + 
 +{{:pasted:20171125-012807.png}} 
 + 
 +すると、以下のような画面になる。 
 + 
 +{{:pasted:20171125-012828.png}} 
 + 
 +軸ラベルなどを追加したい場合は、グラフの右横に出てくる「十字アイコン」をクリックすればよい。 
 + 
 +{{:pasted:20171125-013009.png}} 
 + 
 +上記のエクセルファイルは、以下からダウンロードできます。
  
 +{{ :book2_002.xlsx }}
  
-==== 7.標準偏差の描画(誤差範囲の追加) ==== 
  
  

excelで折れ線グラフと誤差.txt · 最終更新: 2020/04/10 by adash333

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