— 2019/10/20 更新
個人的に、画像から、数値を出したいとき、どのようにすればよいのか悩んでいました。
しかし、2017年8月時点で、KerasやTensorflowでは、MNISTやCifar-10など、画像の分類問題はたくさんコードが転がっているのですが、回帰分析のコードをググっても、写経できそうなコードは見つけられませんでした。
よく、分類問題のニューラルネットワーク最後のソフトマックス関数を、恒等関数にすればよいと書いてあるのをみかけますが、なんか、どうしても実装できなませんでした。結局、損失関数 (loss function) として2乗和誤差 (mean squared error)を指定すればよいということが分かりました。
以下のリンクに、Neural Network Consoleでの実装方法を記載しましたので、もしよろしければご覧ください。
NeuralNetworkConsole(SONY)で回帰分析(1)
2017/8/21
http://twosquirrel.mints.ne.jp/?p=19839
チュートリアルの、02_binary_cnn.sdcproj の、Sigmoid と、BinaryCrossEntropyを削除して、その代わりに、SquaredErrorを入れれば、MNISTの4と9の分類問題が、そのまま回帰分析になります。
Training, Evaluationを行った結果が以下のようになります。
実装に役立つ機械学習の理論の勉強については、やはり、以下の本が一番のお勧めです。
<html><a href=“https://www.amazon.co.jp/%E3%82%BC%E3%83%AD%E3%81%8B%E3%82%89%E4%BD%9C%E3%82%8BDeep-Learning-Python%E3%81%A7%E5%AD%A6%E3%81%B6%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%81%AE%E7%90%86%E8%AB%96%E3%81%A8%E5%AE%9F%E8%A3%85-%E6%96%8E%E8%97%A4-%E5%BA%B7%E6%AF%85/dp/4873117585/ref=as_li_ss_il?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=QP0FZTYT6QNR4YDRBQF8&linkCode=li3&tag=twosquirrel-22&linkId=dc0c774501f7190459105700cbdb5a42”><img src=“http://ws-fe.amazon-adsystem.com/widgets/q?_encoding=UTF8&ASIN=4873117585&Format=_SL250_&ID=AsinImage&MarketPlace=JP&ServiceVersion=20070822&WS=1&tag=twosquirrel-22” alt=“” /></a><img src=“https://ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=twosquirrel-22&l=li3&o=9&a=4873117585” alt=“” width=“1” height=“1” />
</html>
ゼロから作るDeep Learning ―Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装 単行本(ソフトカバー) – 2016/9/24
斎藤 康毅 (著)
3672円
公式マニュアル
https://blog.dl.sony.com/259/
日本語のドキュメントがあって、しかも、読めば読むほど、非常に分かりやすく丁寧に書かれている!とにかく、公式マニュアルを繰り返し読んで、Neural Network Consoleを実行していくのが一番です。
http://s0sem0y.hatenablog.com/entry/2016/05/22/215529
2016-05-22
ニューラルネットの表現力と回帰分析
⇒上の記事によると、ニューラルネットワークで回帰分析を行う意味はあまりないのかも?でも、個人的な好奇心でやってみたかったので、やってみました。