ユーザ用ツール

サイト用ツール


windowsにrstudioをインストール

差分

このページの2つのバージョン間の差分を表示します。

この比較画面へのリンク

両方とも前のリビジョン前のリビジョン
次のリビジョン
前のリビジョン
windowsにrstudioをインストール [2017/12/06] – [参考文献] adash333windowsにrstudioをインストール [2020/05/23] (現在) – [リンク] adash333
行 1: 行 1:
 ===== R Studioとは? ===== ===== R Studioとは? =====
 +[[初めての医療統計:index.html|初めての医療統計 目次]]
  
 統計の計算をしたいのであれば、よほどのことをしない限りは、[[http://www.jichi.ac.jp/saitama-sct/SaitamaHP.files/statmed.html| 統計の計算をしたいのであれば、よほどのことをしない限りは、[[http://www.jichi.ac.jp/saitama-sct/SaitamaHP.files/statmed.html|
行 13: 行 14:
 ところが、データを追加したり、間違っていたところを1つでも訂正したりすると、統計処理を最初からやり直さなければいけません。 ところが、データを追加したり、間違っていたところを1つでも訂正したりすると、統計処理を最初からやり直さなければいけません。
  
-やり直しをすることが、ミス発見にもつなることもあるのですが、できれば、+これ解決するが、RStudioソフト上で 
 +R Markdownを用いる方法です。以下サイトR Markdownの説明非常に分かりやすいので、お勧めす。
  
-(1)計算の過程を記録に残し、 +連載 
- +R Markdownで楽々レポートづくり
-(2)元データに変更があっても、自動的に再計算してくれる +
- +
-ようなシステムを構築できれば、理想的です。 +
- +
-これは、R Markdownというシステムを用いることで可能となります。デメリットとしては、R言語の勉強が必要であること、日本語での利用には、文字化けなどにやや難があることですが、R Markdownをマスターしたあかつきには、きっと、統計処理を含むレポート作成がラクチンになることでしょう。(筆者は、まだ、全く、その域に達しておりません。) +
- +
-そして、R Markdownを利用するためのプラットフォームとして、R Studioという統合開発環境(IDE)、つまりコンピューターソフト上で、R Notebookファイルを作成していく方法が有用です。 +
- +
-以下のサイトには、R Markdownの使用方法が分かりやすく記載されています。 +
- +
-連載\\ +
-R Markdownで楽々レポートづくり\\+
 http://gihyo.jp/admin/serial/01/r-markdown http://gihyo.jp/admin/serial/01/r-markdown
  
-このサイトでは、上記サイトの内容その他を、R Studioで実行する方法を記載させていただきたいと思います。 +もちろん、初めて統計をしようとする人にとっては、『どのようなときに、どの手法を使えばよいのか?』というところが分からないものです。そのような方は、まずは、もリンクを貼らせて頂い[[http://amzn.to/2zVgALx|初心者でもすぐにできるフリー統計ソフトEZR(Easy R)で誰でも簡単統計解析]]を読んで、具体的な実例とともに、例えば、t検定を行ってよい条件や、実際のt検定のやり方、結果の解釈の仕方などを理解する必要があります。
- +
-もちろん、初めて統計をしようとする人にとっては、『どのようなときに、どの手法を使えばよいのか?』というところが分からないものです。そのような方は、まずは、2015年発売された[[http://amzn.to/2zVgALx|初心者でもすぐにできるフリー統計ソフトEZR(Easy R)で誰でも簡単統計解析]]を読んで、具体的な実例とともに、例えば、t検定を行ってよい条件や、実際のt検定のやり方、結果の解釈の仕方などを理解する必要があります。 +
- +
-R Markdownは、統計についてはある程度理解した上で、Rプログラミングをやってみようと思う人、特に同じようなレポートを何回も書かなければならない人にお勧めです。+
  
 R Markdownを用いて論文を作成した場合は、論文のMethodには、 R Markdownを用いて論文を作成した場合は、論文のMethodには、
行 46: 行 32:
  
 と記載すればよいようです。 と記載すればよいようです。
 +
 +===== 開発環境 =====
 +Windows 8.1 Pro (64-bit)\\
 +
 +あらかじめ、EZRがインストールされているものとします。\\
 +(EZRがインストールされていれば、Rがインストールされています。)
 +
 +EZRをインストールしていない場合は、Rをインストールしてください。
 +
 +
 +
  
 ===== WindowsにRStudioをインストール ===== ===== WindowsにRStudioをインストール =====
行 51: 行 48:
 以下のサイトからインストーラーをダウンロードしてインストールするだけです。 以下のサイトからインストーラーをダウンロードしてインストールするだけです。
  
-作成中+https://www.rstudio.com/products/rstudio/download/ 
 +{{:pasted:20171211-233645.png}} 
 + 
 +上記の"Download"をクリックすると、以下のような画面になるので、 
 +"Installers"の、"RStudio 1.1.383 - Windows Vista/7/8/10"をクリックして、インストーラーをダウンロード。 
 +{{:pasted:20171211-233821.png}} 
 + 
 +約86MBですので、ダウンロードに数十秒かかります。\\ 
 +ダウンロードした、"RStudio-1.1.383.exe"をダブルクリックしてインストール。 
 + 
 +{{:pasted:20171211-234114.png}} 
 + 
 +{{:pasted:20171211-234129.png}} 
 + 
 +{{:pasted:20171211-234151.png}} 
 + 
 +{{:pasted:20171211-234224.png}} 
 + 
 +インストールが完了したら、Windowsのスタートボタンから、RStudioを起動します。 
 + 
 +{{:pasted:20171211-234439.png}} 
 + 
 +これで、R Studioのインストールは完了です。 
 + 
 +試しに、Console画面で、足し算などを行ってみます。 
 + 
 +"1+1"と入力してから、"Enter"ボタンを押したりすると、以下のように計算ができます。 
 + 
 +{{:pasted:20171212-000747.png}} 
 + 
 +インストールができたら、まずは、以下のスライドと、サイトを軽く読んでおくことをお勧めします。 
 + 
 +Rの導入とRStudio事始め(改訂版)\\ 
 +Takashi Yamane\\ 
 +Published on Nov 30, 2015\\ 
 +https://www.slideshare.net/TakashiYamane1/rrstudio\\ 
 +<html> 
 +<iframe src="//www.slideshare.net/slideshow/embed_code/key/IiQmrfLsLADFy" width="595" height="485" frameborder="0" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no" style="border:1px solid #CCC; border-width:1px; margin-bottom:5px; max-width: 100%;" allowfullscreen> </iframe> <div style="margin-bottom:5px"> <strong> <a href="//www.slideshare.net/TakashiYamane1/rrstudio" title="Rの導入とRStudio事始め(改訂版)" target="_blank">Rの導入とRStudio事始め(改訂版)</a> </strong> from <strong><a href="https://www.slideshare.net/TakashiYamane1" target="_blank">Takashi Yamane</a></strong> </div> 
 +</html> 
 + 
 +http://plaza.umin.ac.jp/~takeshou/R/RStudio1st.html 
 +{{:pasted:20171211-235146.png}} 
 + 
 +こちらの動画も雰囲気をつかむのに非常にお勧めです。 
 + 
 +<html> 
 +<iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/6b8pFctsBog" frameborder="0" gesture="media" allow="encrypted-media" allowfullscreen></iframe> 
 +</html>
 ===== 参考文献 ===== ===== 参考文献 =====
 2014-02-21 RStudioでRを直感的に使おう\\ 2014-02-21 RStudioでRを直感的に使おう\\
行 75: 行 119:
 http://www.jaysong.net/dplyr_intro/ http://www.jaysong.net/dplyr_intro/
  
 +
 +【日本語訳】生物医学研究文献の誰でも見つけられる20の統計学的誤り\\
 +www.ronbun.jp/point/follow_jp.html
  
  
行 80: 行 127:
  
 ===== リンク ===== ===== リンク =====
 +[[初めての医療統計:index.html|初めての医療統計 目次]]
  
-次: +次:<wrap hi>[[RStudioで新規プロジェクト作成]]</wrap>
-<wrap hi> +
-[[RStudioで新規プロジェクト作成]] +
-</wrap>\\ +
- +
-[[sidebar|初めての医療統計 目次]]\\ +
- +
- +
- +
  
  
  
  

windowsにrstudioをインストール.1512603356.txt.gz · 最終更新: 2018/10/07 (外部編集)

Donate Powered by PHP Valid HTML5 Valid CSS Driven by DokuWiki