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上の子の偏食で苦労したので。

子どもの好き嫌いって、あるあるですよね。

いっぱい食べさせたいと思う親心。

食べたい時に食べたいだけ食べる子ども。

この2人を掛け合わせれば、どうやったって、偏食になってしまうと思うのですが、どうでしょう?

上の息子、2歳半まで偏食が結構あって、美味しくないと思う物は食べない、美味しいと思ったらどんどんおかわり。

お残しは当然。

でもデザートは食べる、という日々。

食べ物に対する感謝の気持ちなんて、微塵も感じられず、本当に悩みました。

その後、いろいろ対策を練りまして、今では何も残すことなく、全てきれいに食べる人間になっています。

上の子でそんな苦労があったので、下の子には偏食の癖をつけさせてはならぬと、離乳食の頃から頑張りました。

お陰で、体調が悪い時を除いて、下の子もお残しをすることはありません。

気をつけたことはこんなこと。

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(1) おやつは食べさせない。

我が家の朝食は6時、昼食は11時、夕食は15-16時。

大体このペースなので、間におやつを入れると、その次の食事が進まなくなります。

最初のうちは、少量の朝おやつを出してみたりしていましたが、やはり次の食事に支障が出るので、無くしました。

たまに早めにお腹が空くことがあるので、どうしてもという場合は、ちょっとだけ豆乳を飲ませて誤魔化したり、次の食事をちょっとだけ早めたりして調整しました。

しかし、基本的には、水以外は、食間に口にさせることのないようにします。

(2) 一回の食事量は思ったより少なめにする。

毎回の食事は確実に食べ切る物だと思い込ませるために、ちょっと物足りないくらいの量を出すようにしました。

ついたくさん食べさせたくなりますが、グッと我慢。

一度の食事で十分に食べさせても、どうせ次の食事が細くなるだけです。

トータルで考えて、同じ量食べることになるなら、毎回の量を適正にして、空腹の状態で次の食事を迎える方がお互いいいことばかりです。

(3) どうしても無理ならサッと諦める。

矛盾しているようですが、どうしても食べないものって、たまにはあります。

まだ噛みきれないもの、とか、刺激が強いもの、とか。

あと、体調が悪い時も。

そして、前の食事でうっかり食べさせすぎたとき、とか。

そんな時に無理をすると、食事が不愉快なものになってしまいますので、無理せず、「これは食べづらかったねー」と言って、諦めます。

(4) 食後のデザートは出来るだけ付ける。

食後にデザートがあると、食べ切ろうというモチベーションが変わります。

圧倒的に。

レーズン1粒でもいいのです。

我が家の場合、朝食のデザートは、手作りのお菓子。

昼食、夕食は、生のフルーツか、ドライフルーツ。

何もないときは、糀甘酒を豆乳や豆乳ヨーグルトで割った物をデザートにすることもあります。

注意することは、最初から食卓に出してしまうと逆効果、デザートに気を取られて、メインを食べる気がなくなってしまうので、見えないところに置いておきます。

そして、食事の手が止まってしまったら、「デザートの苺さんが、待ってるよーって言ってるよ」と伝えます。

それで、子どもはまた頑張るのですが、そのうちまた手が止まる。

そうしたら、おもむろに目の前にデザートを運んできて、「苺さん、待ってるよー、頑張ってー」とさもデザートが喋っているように腹話術。

これで、なんとか食べ切ります。

デザートの力は偉大です。

ただ、デザートが要らない時もあります。

それは、食事が、子どもの好きなものだけで構成されているとき。

例えば、お好み焼き、とか。

でも、それでもデザートをちょっと付けてあげると、毎回食事にはデザートが付くものだ、という期待が植え付けられるので、他の食事内容の時に助かります。

ちなみに、食事を食べきれなかった場合には、与えません。

(おまけ) 食べ物の働きを伝える。

どうしても美味しいと感じられない時があるようなので、そんなときは、子どもの体の中での働きについて説明します。

「お腹の中のお掃除をしてくれるよー」とか、「バイキンマンと戦ってくれるよー」とか、「石炭になるよー(機関車トーマスが好きでしたので、燃料として働く、ということを説明するのに使います)」とか、「マルチプルタイタンパーだよー」とか。

納得すると、食べやすくなるのか、それで食べるようになったものは数知れません。

ちなみに、これを普段から言っておくと、甘い物をたくさん食べたがる時には、「石炭を積みすぎると、病気になって動けなくなるよ」とか、添加物だらけの甘い物を欲しがるときには、「質の悪い石炭を使って、ゴードンは病気になったでしょ?」とか、いろんな場面で使えます。

気を付けたのはこれくらいでしたが、全く偏食のない子に育っています。

やはり、お腹が空いている時に食べれば、大抵の物は美味しく食べられますものね。

ですが、世の中の常識としては、小さな子におやつを与えないのはよろしくない、と考えられているようです。

1歳半健診でのこと。

1日3食しか食べさせていないことを知った医師から、注意を受けたのです。

小さな子は、一回に食べられる量が少ないから、1日に必要な栄養を取るためには、食事は5回に分けなければならない、と。

ええ、ええ、上の子のときは、そう聞いていましたから、律儀に守ってそうやってました。

その結果の偏食ですよ。

結局栄養なんて思い通りには摂らせることができないではありませんか。

と、心の中では思いながら、「そうですか、、、やってみます」なんて、答えておきましたけど。

少量ずつであろうが、3食きっちり食べる方が、ずっと健康的だと感じるのです。

もちろん、子どもによって、適切な食べ方が違うことは分かっています。

だからこそ、画一的に、みんな5食食べさせなさい!は違うと思うのです。

そういう食べ方をした方がいい子もいるよ、でいいではないか、と。

よく観察していろいろ試してください、と指導される方が助かります。

ちなみに、1日3食しか食べていない下の娘ですが、身長も体重もほぼ平均線上です。

よく動き、よく喋り、よく遊び、栄養不足には全く見えません。

食事も本当に大好きで、食卓の準備を始めると、自分でエプロンを付けて、お皿を配って、椅子に座って待っているほど。

とりあえず、困っていないのに、健診などでこんな風に注意されると、「悪い母親」レッテルを貼られているようで、とても辛く悲しい気持ちになります。

よくよく子どもと向き合った結果なのに、、、

食事指導、もっとどうにかならないだろうか。

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