子育て中の嫌いな言葉
子どもに言ってはいけないフレーズって、たくさんあると思います。
「あなたのことはもう知らない」とか、「ダメ」とか、よく本に書いてあって、凹んでいます(苦笑)
言ってはいけないって言われると、ますます言ってしまったり。
ダチョウ倶楽部の「押すなよ押すなよ」っていうアレと同じ。
だから、私は子育てにおいて、言わない方がいい言葉を多々使ってしまているのですが、これは言いたくないと自分で決めている嫌いな言葉というのがあって、こちらの方は、滅多なことではつかいません。(アレ、、、?たまに言ってる、、、?)
そのひとつ目が、、、
「言うことを聞かない」
これ、嫌いなんです。
そもそも、子どもが親の言うことをすんなり聞くのって、どうなんだろうと思うのです。
それって、自分の考えがないか、押し殺していることだと思うのですよね。
もしも、すんなり言うことを聞いてくれる子がいいのなら、ロボットでいいじゃないか、と。
わざわざ1人の人間を育てているのだから、違う考えややり方を持っていて然るべきだと思います。
ですから、「言うことを聞かない」ではなくて、「どうしてこれをしたくないのだろう」というところを探るように心がけています。
続いて、、、
「そういうところが、お父さん/お母さんに似ている」
というフレーズ。
要は、あなたのその言動は遺伝子の仕業ですよ、的な言い方が嫌いです。
確かに、遺伝子で決まっている部分というのはあると思います。
それに、ここがお父さん/お母さんに似てるんだよね、というところがあると、心の拠り所になるというか、安心感につながる部分もあるとは思います。
しかしですね、この台詞って、相手のこれまで生きてきた人生を尊重していないような気がするのです。
今までにこんな経験をして、こう考えて、こんな努力して、その積み重ねがあって、今の自分があるはずなのに、それを「遺伝子」だと一言で片付けられたら、「えっ?私の人生馬鹿にしてる?」ってなります。
相手の努力をたたえるためにも、親に似て〜という表現はしたくありません。
あと、
「〜しなさい」
っていうのも嫌いです。
何ですか?この、相手を見下した態度。
普段こんな言われ方したら、ブチ切れること必至です。
「そんなこと言ってるけど、あなたの方こそ絶対的に正しいの?何様ですか?」って思ってしまいます。
子どもも同じ気持ちになるのではないかな、という気がしてしまうのです。
思わないのだとしたら、もう親に絶対服従の関係性が築かれているということではないでしょうか?
確かに、親は、人生の先輩ではあります。
しかし、全てにおいて子どもに優っているわけではありません。
ですから、子どもの人格を尊重したいので、できるだけ、「〜してくれない?」というお願い形式や、「〜したらいいんじゃないだろうか?」といった提案形式にしています。
もしも、こちらの意図を強く主張したいときには、「〜して」と、ちょっと強めのお願い形式。
まあ、ちょっと命令に近い感じもありますが、「しなさい」よりは命令感が少ないかなと。
私が育てられた環境に反発しているだけかもしれません。
ちょっとした、こだわりです。
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