====== 17. Rでt検定 ====== [[00.初めての医療統計rとezr:index.html|初めての医療統計RとEZRトップページ]] [[00.初めての医療統計rとezr:18.rで対応のあるt検定|18.Rで対応のあるt検定]] ===== ソースコード ===== https://colab.research.google.com/drive/1AY_179lyHIJG2XW-eYmu-73vsypy8joE?usp=sharing ===== 対応のない2群の比較検定にはStudentのt検定、ウェルチのt検定とマン・ホイットニ検定がある ===== 2群の平均に有意に差があるか検定したいとき ==== (Q1) 2群に対応があるか?(独立でないか?独立か?) ==== 2群に対応がある場合 → [[00.初めての医療統計rとezr:18.rで対応のあるt検定|18.Rで対応のあるt検定]]へ 2群に対応がない場合(独立である場合) → 分布が正規分布に従うか調べる ==== (Q2) 2群が正規分布に従うか? ==== 2群が正規分布に従う場合 → 2群が当分散か調べる 2群が正規分布に従わない場合 → マン・ホイットニ検定 vx=c(12,15,53,65,24,75,100,66,43,52,68,42) shapiro.test(x=vx) https://data-science.gr.jp/implementation/ist_r_shapiro_wilk_test.html Rによるシャピロ・ウィルク検定 https://note.com/eiko_dokusho/n/nef6c8294e36c 【R言語】irisのデータを使って正規性の検定をしてみた eiko_programming 2020/04/21 07:08 ==== (Q3) 2群が正規分布に従い、かつ等分散とみなせるときはStudentのt検定 ==== と書いてあるサイトもあるようだが、ぶっちゃけ、等分散でも分散が等しくなくても、Welchのt検定を行うのがよさそう。Rでは、''%%t.test(x,y)%%''でWelchのt検定ができます。 (参考:[[https://biolab.sakura.ne.jp/welch-test.html|等分散検定から t検定,ウェルチ検定,U検定への問題点 2018年12月8日]]) 2群が正規分布に従い、かつ等分散の場合 → Studentのt検定 t.test(x, y, var.equal=T) 2群が正規分布に従い、等分散とは限らない場合(等分散でも使用してよい) → ウェルチのt検定 # Rのt.test()関数のデフォルトはvar.equal=F、つまりウェルチのt検定になっている t.test(x, y) xとyが等分散であるかどうかの検定(F検定) var.test(x, y) # この結果がp>0.05であれば、xとyは等分散と言えるので、 # その場合は、student t-testを用いることができる # 等分散か判定するのが面倒であれば、 # 毎回ウェルチのt検定を使うのもありか # ただし、ウェルチのt検定の方がStudentのt検定よりも有意差が出にくい ===== Rでt検定のリンク ===== http://plaza.umin.ac.jp/~beehappy/stat/test-2g.html 私のための統計処理 (1)正規性を示し、かつ等分散:Student t-test:スチューデントのt検定(平均値を比較) (2)正規性を示すが、等分散でなくても良い:Welch's t test:ウェルチのt検定(平均値を比較) (3)正規分布、等分散でなくても良い:Mann-Whitney's U test:マン・ホイットニ検定(Wilcoxon rank sum test)(中央値を比較) http://cse.naro.affrc.go.jp/takezawa/r-tips/r/65.html 65. 二標本検定 https://data-science.gr.jp/implementation/ist_r_f_test.html RによるF検定 https://stats.biopapyrus.jp/stats/f-test.html 標本の分散が帰無仮説に従うかどうかを検定 F 検定 2020.05.02 ===== 参考リンク ===== https://www.amed.go.jp/content/000034160.pdf 検定の選び方 https://www.jstage.jst.go.jp/article/kagakutoseibutsu/57/8/57_570808/_article/-char/ja/ 改訂増補版:統計検定を理解せずに使っている人のために I 池田 郁男 http://www.kenkyuu2.net/cgi-biotech2/biotechforum.cgi?mode=view;Code=787 n=3のときの統計処理 2008/03/05 https://bellcurve.jp/statistics/blog/14304.html 幾つデータが必要か?―平均値の差の検定 2017/08/19 https://tanigaku.jp/wp/?p=2895 2020年2月5日 統計ひと口メモ(第5話)イヌ試験(N=4)でノンパラやってはダメ! ===== リンク ===== [[00.初めての医療統計rとezr:index.html|初めての医療統計RとEZRトップページ]]