CodeSandbox上で、Vue.jsとFirebaseを用いて、EmailとPasswordによるパスワード制限機能のあるホームページを作りたいと思います。
今回作成するGoogle認証アプリは、
となります。
するものとします。
今回は、以下の3つのソースコードを利用させていただこうと思います。
ソースコード
https://codesandbox.io/s/6xzm6wr2k3
作ったもの
パソコン Chrome(くろーむ、WEBブラウザの一つ) GitHubアカウント作成済み(無料) Googleアカウント作成済み(無料)
パソコンは、Windowsパソコンでも、Macでも、かまいませんが、私の場合はWindows 8.1 Proとなります。
今回利用するもの
CodeSandbox Firebase Vue 2.5.2 Vuetify
今回は、
email: user@example.com パスワード: 111111
の人にログインできるようにしたいと思います。
この時点では、特に外見に変化はありません。
src/App.vueを以下のように変更して、「ヘッダーとフッター」と、中身としてHome.vueを表示します。
(変更前)
(変更後)
ログインしていないので、Home.vueのログイン画面が表示されます。
Googleログインより、Email-Passwordログインの方が、難しい。
参考:https://qiita.com/sin_tanaka/items/ea149a33bd9e4b388241
src/components/Home.vueを編集
先に、<template></template>内のbuttonのところを変更します。
v-text-fieldのところに、それぞれ、v-model=“username”と、v-model=“password”を追加します。
また、v-btnのところに、@click=“emailLogin”を追加します。
(変更前1)
<v-card-text> <v-form> <v-text-field prepend-icon="person" name="login" label="Login" type="text" ></v-text-field> <v-text-field id="password" prepend-icon="lock" name="password" label="Password" type="password" ></v-text-field> </v-form> </v-card-text> <v-card-actions> <v-spacer></v-spacer> <v-btn color="primary">Login</v-btn> </v-card-actions>
(変更後1)
<v-card-text> <v-form> <v-text-field prepend-icon="person" name="username" label="Username" type="text" v-model="username" ></v-text-field> <v-text-field id="password" prepend-icon="lock" name="password" label="Password" type="password" v-model="password" ></v-text-field> </v-form> </v-card-text> <v-card-actions> <v-spacer></v-spacer> <v-btn color="primary" @click="emailLogin">Login</v-btn> </v-card-actions>
次に、<script></script>のところにdata()関数と、emailLogin()関数を定義。
(変更前2)
data: function () { return {} },
(変更後2)
data() { return { username: "", password: "" }; }, methods: { emailLogin: function() { firebase .auth() .signInWithEmailAndPassword(this.username, this.password) .then( user => { alert("Success!"); this.$router.push("/"); }, err => { alert(err.message); } ); } }
この時点で、user@example.com, 111111 と入力してLoginボタンをクリックすると、Success!というアラートが表示される。
サイト上でログイン状態をチェックします。
App.vue内でログイン状態をチェックして、isLoginに格納します。
src/App.vueの<script></script>内に、data関数の後ろに、created関数を定義します。created関数は、Vue.jsがそのcomponentを作成したタイミングで実行されるとのことです。
created: function() { firebase.auth().onAuthStateChanged(user => { console.log(user); if (user) { this.isLogin = true; } else { this.isLogin = false; } }); },
先ほど、ログインしていますので、上記コード変更により、Secret.vueコンポーネントが表示されるようになりました。
src/App.vueがFirebaseから受け取ったユーザー情報userを、src/components/Secret.vueに渡して、Secret.vue上で表示します。
src/App.vueの<template>の<Editor>の部分に、user=“userData”を追加します。
また、<script>のdata関数でuserDataを初期化し、created関数のところで、ログイン状態のときにuserDataにFirebaseからの情報userを格納します。
src/components/Secret.vue にて、src/App.vueからの情報userを受け取るために、<script>内でpros: [“user”]と記載します。
ログアウトボタンは、<script>内で、buttonを作成して@click=“logout”と記載し、<script>内でlogout()関数を定義します。
画面上の「ログアウト」ボタンを押すと、ログアウトされて、ログインフォームのページ(Home.vue)が表示されます。
完成です。お疲れさまでした。
さらに、
などの実装を追加してもよいかもしれません。
以下の本が、写経していて楽しいし、説明もしっかりされていて、Vue.js入門書として非常におすすめです。