Google Workspace Standard(1か月1900円+α)を試してみる(3)【Gmailの返信の下書きを自動作成】
下の動画を見て、これを試してみたくなったために、課金して、すごく苦労してGoogle Workspaceに初期登録したのでした。
上の動画の通りにやってみます。
開発環境
Google Workspace Standard (月額1900円) アカウントあり
法人のホームページドメインを持っている(さくらインターネットで、約3200円/年)+さくらインターネットレンタルサーバ(スタンダード 6600円/年)
WorkspaceのAdmin画面で、生成AI > Gemini for Workspace で、アルファ版Gemini機能を「ON」に変更
新規エージェントの作成
まず、
へ行き、アドレスバーの右側のGoogle翻訳ボタンをクリック > 日本語 をクリック
すると、以下のように日本語になるので、一番左側の、「+」をクリック。
すると、新規エージェントが作成されて、以下のような画面になります。
スターターを設定
この状態で、スターターが選択されているので、その状態で、画面右側の、「メールを受け取ったとき」をクリック。
特定のメール をクリック
以下のような画面になるので、「から」のところに、返信の下書きを作りたい人のメールアドレスを入力します。
アクションを設定
画面左の下の、「ステップを選択」をクリックして、さらに、画面右側の、「宝石に質問する」をクリック。
以下の画面で、画面右側の真ん中の「宝石を生成または編集する」をクリック
新しいタブでGeminiの画面が出てくるので、画面右側の、「+ Gemを作成」をクリック。
以下の画面のようになります。そこで、
- Gemの名前を、メール返信案作成bot
- カスタム指示に、「届いたメールの返信文を作成してください。フォーマルな感じで。」と入力し、下の方の「鉛筆+きらり」マーク(Geminiを使用して指示を書き換える)をクリック
すると、「カスタム指示」の内容が自動で書き換えられます。その後、画面右上の、「保存」をクリック。
そのまま、先ほどのエージェントの画面(ワークスペースフロー)に戻ります。
ワークスペースフローの画面を「更新」したのち、「ステップ2:宝石に質問する」>「宝石を選択」>「メール返信テンプレート作成ボット」(名前は微妙に異なるかもしれません。)の順にクリック。
画面右下の「プロンプトを入力してください」の四角の中に、
メールの返信文を作成する
と入力し、さらに、四角の中の右下の「+変数」 > Step1:When I get an email > Email body の順にクリック。
以下のようになるので、さらに、画面真ん中下の、「+ステップを追加」をクリック。
返信の下書き をクリック
以下のようになりました。
試運転してみる
該当するようなメールを、自分に送ります。
現在の画面の「更新」ボタンをクリック。
その後、画面左下の「試運転」をクリック。
すると、Email received のところに条件に該当するメールが表示されるので、Start をクリック。
すると、10秒くらいたったあと、以下のように、下書きが自動で作成されます。
私の場合は、プロンプトに、
届いたメールの返信文を作成してください。
フォーマルな感じで。
以下のフォーマットを利用してください。
----------------------
〇〇様
ご連絡ありがとうございます。
------------------------
のような感じで書いたら、ちゃんと返信先の〇〇が元のメールに対応した名前になっていたりしていました。個人的に満足のいく出来でした。
しばらく使ってみたいと思います。
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