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非認知能力に関する用語集、サイト、本、イベント、スクールなどの紹介をさせて頂きたいと思います。
「非認知能力」とは、
数がわかる、字が書ける、記憶する、推論するなどの数値で測れる「認知能力」以外の能力・特性のこと
です。
「非認知能力」の例としては、自尊心、自己効力感、自制心,粘り強さ,動機づけ、創造性などがあります。
2000年にノーベル経済学賞を受賞したジェームズ・ヘックマンが、教育経済学の立場から提唱した言葉であり、幼児教育で「非認知能力」を鍛えると、将来、高収入になったり、犯罪率が下がるという報告があり、2010年頃から、教育関係者の間ではかなり有名な言葉となっています。
日本でも、2020年の改定の学習指導要領において、育成すべき資質・能力の3つの柱として、
- 「知識・技能」
- 「思考力・判断力・表現力等」
- 「学びに向かう力・人間性等」
を挙げており、そのうちの、「学びに向かう力・人間性等」が、非認知能力のことを指しており、文部科学省も、学校教育において非認知能力の向上に積極的に取り組んでいます。
Contents
非認知能力と同じ意味の言葉
- 社会情緒的コンピテンス
- ソフトスキル
- soft skills
- Non Cognitive Skill
参考文献
- 社会情緒的能力に関する研究(国立教育政策研究所)
- 平成 27 年度プロジェクト研究報告書「非認知的(社会情緒的)能力の発達と科学的検討手法についての研究に関する報告書」
- 社会情緒的コンピテンスの一覧
- 非認知能力とは?文部科学省での位置づけについて徹底解説
- 意外と知らない”非認知能力”(第1回)
- 新学習指導要領の改訂者が語る、「生きる力」の意味と教員の役割
- 【非認知能力】世界が注目する子どもが生き抜くための能力とは?
- Heckman, James, J., and Yona Rubinstein. 2001. “The Importance of Noncognitive Skills: Lessons from the GED Testing Program.” American Economic Review, 91 (2): 145-149.
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