非認知能力 non-cognitive skill
非認知能力とは、意欲や忍耐力など、認知能力以外の能力のことです。経済学者ジェームズ・ヘックマンが関与したペリープリスクールプロジェクトで有名になりました。
非認知能力とは
- 非認知能力とは?幼児期から学童期に育てたい「人生を豊かにする力」(2021.04.27)
- https://point-g.rakuten.co.jp/educare/articles/2020/kids_cognitive/
- 子供の将来を左右する「非認知能力」とは何か?【脱・学力偏重】(2022.5.9)
- https://www.nier.go.jp/05_kenkyu_seika/pdf_seika/h28a/syocyu-2-1_a.pdf (←p61 アタッチメントがお勧めです。)
- 『上級国民/下級国民』とマインドセット -7- ~教育分断の緩和には、子どもたちへの非認知教育が効果的~(2019.9.17)
社会情動的スキル
非認知能力と似た言葉として、OECD(経済協力開発機構)では、『社会情動的スキル』という言葉を用いたレポートを発表しています(2015年) 。ベネッセ・OECD共同研究レポート (2015年)によりますと、『社会情動的スキル』の定義は
- 一貫した思考・感情・行動のパターンに発現し、
- 学校教育またはインフォーマルな学習によって発達させることができ、
- 個人の一生を通じて社会・経済的成果に重要な影響を与えるような個人の能力
とのことです。 これらのスキルは、
- 目標を達成する力(例:忍耐力、意欲、自己制御、自己効力感)
- 他者と協働する力(例:社会的スキル、協調性、信頼、共感)
- そして情動を制御する力(例:自尊心、自信、内在化・外在化問題行動のリスクの低さ)
を含んでいるとのことです。
- 社会情動的スキルとは?その分類と測定(2015年)
- 「社会情動的スキル」とは?
非認知能力の同義語
- ソフトスキル
- 社会情動的スキル