ステロイドとうつ病
ステロイドを飲むと不眠になりやすいが、うつ病もあるらしい。
http://gyousikai-blog.at.webry.info/200808/article_1.html
2008年6月、厚生労働省、重篤副作用疾患別対応マニュアル
「薬剤惹起性うつ病」に関するマニュアル
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21885734
Science. 2011 Sep 30;333(6051):1903-7. Epub 2011 Sep 1.
Glutamatergic and dopaminergic neurons mediate anxiogenic and anxiolytic effects of CRHR1.
●ストレスに対するHPA系(視床下部-下垂体-副腎)の働き
視床下部
室傍核(PVN)のコルチコトロピン放出ホルモン(CRH)ニューロンにおいてストレス情報が統合され、CRHが放出される。
放出されたCRHは、下垂体門脈を介して、下垂体前葉の副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)産生細胞を刺激する。
ACTH産生細胞から放出されたACTHは、血流にのって副腎へ到達。
刺激を受けた副腎皮質からは、副腎皮質ホルモン(←これがステロイド)が放出される。
放出された副腎皮質ホルモンは、視床下部CRHニューロンや、ACTH産生細胞に対してフィードバックを行っている。
●CRHR1(コルチコトロピン放出ホルモン受容体-1)
Gs型Gタンパク共役受容体。
皮質・海馬グルタミン酸作動性ニューロン特異的なCRHR1のCKO
→不安行動の減少
黒質緻密部・腹側被蓋野ドーパミン性作動性ニューロン特異的ンあCRHR1のCKO
→不安行動の増加
グルタミン酸 → NeuroD6 promotor
GABA → Dlx5/6 promotor
セロトニン → ePet promotor
ドーパミン → Dat promotor
脳全体 → Nestin promotor