新型肺炎COVID-19軽症者は宿泊施設で療養の方針に(2020/4/23 厚生労働省)
自宅療養の軽症者(酸素吸入が不要な患者)が急変し、死亡することが起こっています。
また、ホテルの準備(場所、物品、人員、連絡システム)もできたであろうということで、2020/4/23 厚生労働省は、それまで
COVID-19軽症者は自宅療養
としていたものを
COVID-19軽症者は、原則、指定されたホテルで療養
という方針へ変更しました。
子どもがいるなど事情がある人には自宅療養も認めるとのことです。
発熱、咳、のどの痛み、全身倦怠感などの症状があり、PCR検査でSARS-CoV-2陽性となったCOVID-19患者のうち、酸素投与を必要としない軽症者に関するお話です。
理想的には、軽症者も全員、病院に入院がより安全ですが、2020年4月現在、東京都その他の県はコロナ病棟は満床であり、軽症者は仕方なくホテル待機、自宅待機となっていました。
軽症者とはいえ、急変して、場合によっては病院に入院する前に死亡してしまう方もいらっしゃったため、ホテルの準備が整い次第、このような方針変更となったと思われます。基本的には、コロナ療養ホテルには、日中は看護師または保健師が待機し、医師のオンコール体制があるとのことで、自宅よりは病院の受診しやすさが上がっていると思われます。
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