【初めてのChatGPTその1】「ChatGPT」は秘書のように文章の下書きを作ってくれる存在、プロンプト(命令文、AIへの話しかけ方)を勉強する必要あり
2023/7/27追記。以下のスライドが現状、一番分かりやすいと思います。
2022年11月開始、2023年2月には爆発的に有名になっていましたが、一回触ってみたものの、有効な使い方がいまいち分からず、そっとしてきました。2023年7月現在、そろそろKindle本をぼちぼち読み始めました。
とりあえず、本を10冊くらい読んで個人的にまとめると、以下のような感じになりました。
- ChatGPTは、AI > 機械学習 > Deep Learning > 生成AI の一種
- テキストを入力すると、テキストを返してくれる
- 1個以上前のチャットの内容も踏まえて、テキストを返してくれる、かなり日本語も流暢(実際は、裏で英語に翻訳してから、解答を作成し、再度、日本語に翻訳しているらしい)
- ChatGPT-3.5(2023年7月時点で無料)は、2021年までのWEBデータを学習している
- Google検索の代わりとして利用するものではなく、「〇〇についてアイデアを10個出して!」「〇〇のスライドを作って!」「〇〇のブログ記事を書いて!」「このメールに丁寧に返信して!」など、文章の下書きを作ってくれる感じ
- ChatGPTに入力するテキストを「プロンプト」という。この「プロンプト」の書き方が、ChatGPTから役に立つ回答を得るために非常に重要。「プロンプト」の書き方を勉強する必要あり。(数年後にはプロンプトの基礎的な書き方は常識になっている可能性は高いけれど、、、)
とりあえず試すならMicrosoftのBing AIアプリがお勧め
2023 年7月現在、ChatGPTを手っ取り早く試すためには、以下が一番簡単です。
- iPhoneかAndroidで、Bingアプリをインストール
- Microsoftのアカウントを作成(携帯電話番号不要)して、Bingアプリを使用
本家ChatGPTは、アカウント作成に携帯電話番号が必要で、一つの携帯電話番号で2アカウントまでしか作成できないらしいです。
また、Bingの方が、根拠のリンクも表示してくれて、
なお、ChatGPTとBingの違いは以下がわかりやすいです。
https://www.gizmodo.jp/2023/03/how-to-use-bing-ai-vs-chatgpt.html
Bing AIの使い方。ChatGPTとはここが違う!【7月20日更新】
2023.07.20
ビジネスでの利用方法について2023年7月時点では「ChatGPT仕事術大全 (プレジデント2023年 6/30号) 」がお勧め
ChatGPT仕事術大全 (プレジデント2023年 6/30号)
まず、ChatGPTの得意なこと、苦手なことについての説明が非常にわかりやすい。ごく一部だが、こちらにも紹介したい。
ChatGPTが得意なこと
- コミュニケーション能力が高く、かなり空気を読んでくれる
- 日本語が上手
- 24時間いつでも、仕事が非常に速い、めげない、へこたれない
ChatGPTが苦手なこと
- 指示待ち
- 知ったかぶりで大嘘を述べることがある
- 日本語よりも英語が得意
- 社内機密や個人情報を入力してはいけない(機密情報は洩れると考えた方がよさそう)
また、ChatGPTを用いた仕事術として、以下の目次があり、非常に目からウロコでした。「ChatGPT仕事術大全 (プレジデント2023年 6/30号)」は、ChatGPTとはいったい何なのか知りたい方に、ぜひおすすめの最初の一冊です。
- 情報収集&情報分析 → プログラミングが得意なので、そのうち、統計処理も簡単にやってくれるようになると思います。(参考:ChatGPTの「Code Interpreter」は、Pythonのコード生成だけでなく設計・実行・結果の評価までしてくれる驚異の新機能 2023/7/18)
- アイデア出し&企画書(ブレインストーミングとか、一瞬でやってくれます)
- プレゼン資料
- 議事録&レポート(論文、本、動画など、何でも要約するのが得意です)
- スマホでSNS、ブログ(テーマとか与えるだけで、マジでブログ記事書いてくれます)(←もちろん、ここでも「プロンプト」が超重要)
ChatGPTを使って仕事を楽にするためには命令文「プロンプト」を書くためのテクニックを勉強する必要あり
初心者向けには、「スマホアプリ対応版 ChatGPTの応答精度はプロンプトが9割(2023年)」がわかりやすいと思いました。読んだ先から忘れてしまったので、何度も繰り返し読み込みたいと思います。
本書には、プロンプト作成のための5つのポイントが述べられていますが、中でも大事そうな2つとして
- 応答の分岐を切り替える (回答が微妙だった時に、「Regenerate Response」をクリックして、よいと思った回答が出るまで待ち、よい回答が出たら、さらに質問をしていく)
- テンプレートを使う
かと思いました。例えば、テンプレートの例としては、以下のようなものがあるようです。
[設定] あなたはプロの作家です
[質問文]
[ターゲット] 小学生でもわかるように
[目的]
[キーワード]
[文体]
[出力フォーマット・形式] 箇条書きで
プロンプトの書き方は、「ChatGPT」「プロンプト」「テンプレート」などでGoogle検索して、さらに、実際に使いまくって学ぶしかなさそうです。
ChatGPTの原理は「前に書かれている文章の続きを、確率的に高い単語を順番に並べている」だけらしい
生成AIについては、まずは以下の記事がわかりやすいです。
さらに、ChatGPTについて詳しく書いてある記事が以下です。
詳細は私にはちんぷんかんぷんですが、
- 前の文章に続く「単語」を予測する言語モデルに、むちゃくちゃたくさんのデータを学習させた(「教師なし学習」)
- その後、人間が、嘘をついていないか(真実性)、有害でないか(無害性)、ユーザーに役に立つか(有益性)などを、調整(「教師あり学習」)
をしているらしいです。なので、
「たとえ嘘だとしても、もっともらしく述べる」
「標準的な、一般的な、無難な回答が多い」
のは、特性として仕方のないことなのだとわかります。上記特性から、
- まず文章のたたき台を、ChatGPTに速攻で作ってもらう
- たたき台をもとに、真実であるかをGoogle検索や本などで調べて、文章を修正
- 世の中に出す(ブログ、学校の宿題、論文、メール、その他)
という使い方がよいのではないかと書かれている本が多めでした。また、皆が生成AIを使って文章を書くようになると、
自分の体験
くらいしか、オリジナルな文章になりにくいのではという意見も結構ありました。子育てとしては、とにかく、外に一緒に出て、いろいろな体験をしてもらうのが、以前よりもさらに重要になってきたということかもしれないなと思った次第です。
参考リンク
https://active.nikkeibp.co.jp/atcl/act/19/00522/101200006/ 生成AIは魔法じゃない、ChatGPTと画像生成の内部メカニズムを知る翁 羽翔=日経クロステック/日経コンピュータ、渥美 友里=日経クロステック/日経コンピュータ2023.11.17
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません