国際バカロレアの「知の理論」Theory of knowledge TOKについて調べてみる
「知の理論」(TOK)は、批判的(クリティカル)に思考して、知るプロセスを探究する授業です[1]。指導の手引き[1]には、以下のように書いてあります。
TOKでは、私たちが「知っている」と主張することを、いったいどのようにして知るのかを考察します。具体的には、「知識に関する主張」(knowledge claim)を分析し、「知識に関する問い」(knowledge question)を探究するよう生徒に働きかけていきます。「知識に関する主張」とは、「私(たち)はXのことを知っている」や「私(たち)はYのやり方を知っている」といった主張であり、知識についての言明です。「知識に関する問い」とは、知識についてのオープンな問いです。「共有された知識」(shared knowledge)と「個人的な知識」(personal knowledge)の間の区別も本資料『「知の理論」(TOK)指導の手引き』で説明されています。この区別は、教師がTOKの授業を考案したり、生徒が「知識の本質」(nature of knowledge)を探究したりする際に役立つものとして設けられています。
「知の理論」(TOK)指導の手引き 2015
はい、さっぱりわからないので解説本を読み始めんましたが、まだ、、、
「知の理論」をひもとく-UNPACKING TOK の「はじめに」によると、
知の理論TOK(Theory of Knowledge)は、哲学、論理学、メディア・リテラシーと一部は重なっているものの、それのどれとも同一のものではないとのことです。
「知識」とは何なのか?
「知っている」とはどういうことなのか?
自分が「何かを知っている」というのは、どうやってわかるのかを問いかける。
そして、実社会にあふれている知識を分析して、概念化した問いを作り、他にも応用できようにする。
とのことです。
とりあえず、
(1)哲学
(2)論理学
(3)メディア・リテラシー
を勉強すると、少し、TOKに近づけるようです。。。
参考文献
- 「知の理論」(TOK)指導の手引き 2015
- 知るとはどういうこと?(知の理論) 2023
- 知の理論(TOK)
- 第19回 TOKが浮き彫りにする日本の教育の課題 2022
- 国際バカロレアとは?概要とメリット、今後の課題点を専門家が解説 2023
- 知の理論 これからの社会に求められるメタ知識の重要性 2021
- 国際バカロレアの学びの基盤「知の理論」①
- IB(国際バカロレア) TOK(Theory of Knowledge)の学習内容や対策法、スコアアップのコツ紹介 2016
- IB(国際バカロレア) TOK新カリキュラムが発表?!変更点をまとめてご紹介! 2022 → 2022年からの新カリキュラムで、TOKがむちゃくちゃ変わるらしい。。。新しいカリキュラムのTOKの日本語の本が見当たらない、、、
- 概念的理解の育成 – 関西学院大学リポジトリ(PDF) 2021 → 2022年のIBDPのTOKの試験の「TOK展示」について説明がある。
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