哲学の本を何冊か読んでみる
なぜ哲学?
- 自分の子育てで、どうしても国際バカロレアIBについて調べなければならなくなってしまった
- 国際バカロレアといえば、国際的な大学受験資格が得られる日本での高校課程IBDPが有名
- IBDP では、必修のコア科目として、Theory of Knowledge(TOK、知識の理論)、Extended Essay(EE,課題論文)、Creativity, Activity & Service(CAS、創造性・活動・奉仕)の3科目 がある
- そのうち、TOKが、どうやら哲学の深い知識が必要そう(もちろん理解して自分で論じられないといけない)
- また、国際バカロレアの経験者のブログやYouTubeを見ると、「TOKわけわからん」という感想が多い
- 哲学を知ることで、もしかしたら自分の人生が幸せになるかもしれないという淡い期待
- YouTubeで見たスタンフォードオンラインハイスクール校長(日本人)が、哲学博士で、哲学の授業をやっていることを知った
- 国際バカロレアIBで、一番最初に出てくる、「探究」(Inquiry)に関する本「協働する探究のデザイン(2023年)」を読んだら、探究型学習を行う教師、生徒ともに、哲学を学ぶ必要がありそうと感じた
- 高校生時代、個人的に倫理が好きで、哲学者の言葉を読むのが好きだった(センター試験では爆死しましたが)
ということで、哲学に関する本を何冊か読んでいます。感想を列挙してみます。読みやすいので、やはりマンガ中心で行きたいと思います。
Contents
バカロレアの哲学 「思考の型」で自ら考え、書く 2022年
フランスの高校の教育課程の「バカロレア」と、スイスに本部がある国際的な小中高の教育課程の「国際バカロレア」は、全く別物です。
しかし、哲学関連の問題を解く(論述やレポート?)ための考え方、テクニックとしてイメージが湧くことを期待して、このとても難しそうな本を読んでみました。
はい、正直、難しすぎますが、とりあえず、哲学の試験問題が出てきたときに、
- 過去の哲学者が言ったことを正確な知識と、そして内容を理解しておき
- それに基づき、問題文の中の「言葉の定義」をしながら
- 自分で考えて、文章の書き方の「型」に基づきながら、記載していく
というテクニック(?)がわかり、なんとなく、哲学の試験問題にどのように立ち向かえばよいのかというおおまかなイメージを持つことができました。
てつがくフレンズ 女の子の姿になった哲学者たちの哲学教室 2017年
哲学史を学ぶには、まずは、これくらいのほんわかモードでないと私には無理です。でも、入門にはぴったりだと思います。マンガで、くすっと笑わせてくれるところも多いので、最後まで読み切ることができます。すっ飛ばしてマンガだけ読んで、なんとなく、ギリシャ哲学あたりのイメージが湧きました。
これだけでは、すぐに忘れてしまうので、高校の倫理の本とか読んで、ある程度、知識を定着させたいところです。
ざっくりわかる 8コマ哲学 2022年
「プラトニックな愛」のプラトが、哲学者プラトンからきていることを初めて知りました。。。
マンガで分かる心療内科(25)ニーチェ編 2022年
いつも面白く読んでいる心理学の本。今回は、哲学?ニーチェについてです。ニーチェって生涯独身で、この表紙の横にいる女性は、ニーチェの妹だそうです。
その他
- 「ダメ子育て」を科学が変える!全米トップ校が親に教える57のこと 2023 → 本の題名に「科学」が入っているのに、1枚目の図が、右脳と左脳に関する図で、唖然としました。が、参考になることは書いてあった記憶があります。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません