視細胞に光が当たると、、、
<18A8>
解答例:d,e
(a)形質膜 plasma membrane = 細胞膜 cell membrane
http://ja.wikipedia.org/wiki/細胞膜
http://co2.ne.jp/old/musashi-hs/student/tox/membrane.htm
視物質rhodopsinは、外節outer segmentの円板?(細胞の中の膜)に存在する。
基本的に(内節ISと、外節OSの間を輸送中は不明:cf.繊毛輸送)、rhodopsinは細胞膜(形質膜)には存在しない。
(b)視細胞は、光を吸収すると過分極する。
( c )暗時にNaチャネルが開いている。
(d) 外節の細胞膜の陽イオンチャネルが開いていると、 細胞外Caイオンが細胞内へ流入
→細胞内Caイオン濃度が上昇すると、GC(グアニル酸シクラーゼ:GTPをcGMPに変換する酵素)が抑制される。
(ドプシンキナーゼ(RK)も抑制される。)
→細胞内cGMP濃度が低下。
(e) 神経伝達物質はグルタミン酸である。(グルタミン酸以外にあるかどうかは未確認)
http://ja.wikipedia.org/wiki/神経伝達物質
http://ja.wikipedia.org/wiki/グルタミン酸受容体
http://en.wikipedia.org/wiki/Glutamate_receptor
http://www.cellscience.com/reviews6/On-bipolar_mGluR6_pathway.html
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rod photoreceptor
http://ja.wikipedia.org/wiki/桿体細胞
http://en.wikipedia.org/wiki/Rod_cell
http://en.wikipedia.org/wiki/Photoreceptor_cell
(暗いとき)
1.外節 outer segment の、陽イオンチャネル(CNGチャネル?)は開いている。
(細胞内cGMPがチャネルにくっつくことによってチャネルが開口している。)
2.OPL (outer plexiform layer)の、bipolar cellとのシナプスでは、グルタミン酸は放出されている。
(光が当たると、、、)
1.rhodopsinが活性化(ビタミンA関連)
2.Gタンパク(トランスデューシン)を経て、PDE(フォスフォジエステラーゼ:cGMPを5′-GMPに分解する酵素)が活性化。
3.細胞質内のcGMPがPDEによって分解され、細胞内cGMP濃度が低下。
4.外節 outer segment の、陽イオンチャネル(cGMP-gated cation channels (CNG channels))が閉じる。
5.桿体細胞が過分極する。(hyperpolarization)
6.桿体細胞シナプス末端でグルタミン酸放出が減る。
7.OPLのシナプス間隙のグルタミン酸濃度が低下すると、rod bipolar cell (rod bipolar cellは全てON-bipolar : すぐ上の桿体細胞に光が当たると、双極細胞が脱分極)が脱分極する。 (←訂正)
http://www.biol.tsukuba.ac.jp/~nakatani/page-j-01-research.html
http://www.biol.tsukuba.ac.jp/~nakatani/page-j-21-phototransduction.html
http://www.cis.twcu.ac.jp/~asakawa/MathBio2010/lesson12/index.html
http://www2.ic.sie.dendai.ac.jp/seitai/%E8%AC%9B%E7%BE%A93.pdf
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/17699881
光シグナル伝達の模式図
http://ddaisuke.up.seesaa.net/pdf/CBA8C0B8S120L4-01_CCDCA4CEB9BDC2A4_B8E5.pdf
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