探究学習について
最近よく聞くこの言葉。探究学習とは、
自ら問いを立てて、それに対して答えていく学習
だそうです。個人でもできなくはないですが、学校では、複数の人が集まって、行うことが効果的とされているようです。現代でも、社会人が常日頃行っていることだとは思いますが、自分は、子どものころ、このような学習方法はやったことがなかった。
しかし、子どもが通園しているインターナショナルスクールが、子どもたちが自ら問いをたてて、みんなで協力して調べて、アウトプットしていたので、現代(2024年時点)では、幼稚園でもそのような教育をしているところが割とありそう。
探究学習に関する本を何冊か読んだ結果、いきなりグループで探究学習をするのは相当困難なので、以下の3ステップで行うのがよいかな?と勝手に妄想した。
第1段階:けテぶれ学習法
問題集とノートを用意して、「計画→テスト→分析→練習」という自己改善のサイクルを回す勉強法です。子どもたち自身で学びのPDCAサイクルを回し、「自分なりの学習法」を獲得していける考え方だそうです。これなら、真似できそうです。
第2段階:自由進度学習
次はこの本に従って、自由進度学習を、、、
第3段階(最終段階):グループによる探究学習
これの実現はかなり困難(自宅で親と子ども1対1では、不可能)です。上の本を読んで、「こんなの無理」と絶望しました。しかし、これを子どもが実践できたら、将来、自分で問い(プロジェクト)を立てて、他者と協力して解決していく(→ビジネスそのもの?)ということができる大人になってくれそうです。上記の本の内容の探究学習をするためには、学校選びも難しく、本人の努力もものすごく必要そうです。以下は上と同じ著者の本ですが、アメリカの、ハイ・テック・ハイ校では、探究学習を行いつつ、大学進学率の高さ、大学中退率の低さを維持しているそうです。
2024年時点では、小中高校の学習指導要領に「探究学習」が入っていますので、公立学校でも探究学習はやっているようですが、他に、国際バカロレアのPYP校(小学校)では、ほとんどの授業が「グループによる探究学習」だそうです。
まんがで知るデジタルの学び
公立小学校での「探究学習」の具体例について、まんがと文章で非常に分かりやすく、説明されています。
このシリーズを、学校の先生、親、地域の人々が読んで、実践すれば、日本もよりよくなっていくのではと感じます。すべての人にお勧めのシリーズです。
探究学習リンク
https://toyokeizai.net/articles/-/818332 生徒たちが疲れ切っていた公立進学校「脱偏差値型の進路指導」で起きた大変化長崎県立諫早高等学校「キャリア検討会」の成果 2024.9.15
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