子どものかんしゃくに【愛着】
5歳の子どものかんしゃくに悩んでいます。
急に怒り出して、足をどんどん踏み鳴らす、奇声をあげるなどの行為をするのです。
詳しくはこちら↓
これまで我々はたくさんの対策を行なってきました。
それらがこれ↓
本日ご紹介するのは、今まさに実行中の作戦です。
その名も「愛着作戦」です。
上の子は、1歳になる前に保育園に入れたので、もしかしたら、愛着が足りないかもしれないとは思っていました。一方で、下の子は、保育園に入れることはなく、1歳半で週に1回4時間の預かりを体験し、2歳から週3回の幼稚園に通ったくらいなので、十分に愛着は形成できていると信じて疑うことはありませんでした。
が。
そういえば、思い返せば、ですよ。
「ぎゃー」となって、足ドンドンすると、決まって、「抱っこ〜」というのです。
血糖値だとか腸内環境だとか、いろいろ考えすぎていましたが、本人の言葉通り、抱っこが足りないだけなのか?と考えるようになりました。
ちょっとお腹を撫でてあげたりすると、落ち着くこともあったので、もしかしたら、愛着が足りていないのかもしれない。
まずは「愛着(アタッチメント)障害」について調べてみます。
愛着とは、養育者との間に形成される心理的な結びつきのことで、これをベースとして、人への信頼感や、自己肯定感、コミュニケーション能力を身につけていくようなのです。
もしも、愛着がうまく形成されていないと、人間関係がうまく構築できず、他人と過度に距離をとったり、過度に近づきすぎたりという状態になってしまうようなのです。
そういえば、下の子は異常に警戒感が強いのかもしれません。
たとえば、朝のバイオリン練習は、下の子が先にするという取り決めをしているにも関わらず、朝のドリルが遅く終わったら、バイオリンの練習を上の子に先に取られてしまうかもしれないと、いつもピリピリしているのです。
他にも、お店でお弁当を買ってホテルで食べようとして持ち帰る途中、もしかしたら自分が選んだお弁当を上の子に取られるかもしれないと、これまた上の子に警戒しているわけです。
そして、自己肯定感のなさも気になります。
誰かを褒めていると、「(自分は)全然かわいくない」「(自分は)頭が悪い」など、比較しているわけでもないのに、突然自分をおとしめ始めるのです。
・・・もしかして・・・?
ということで、急いで愛着形成作戦開始です。
朝起きたら、ドリルを出しながら怒っている下の子のお腹を撫でて、ほっぺをすりすりしながら、軽くおしゃべり。
その後怒って「抱っこ」という度に、できるだけ抱っこ。
楽器の練習の時は、片手を代わりに弾いてあげたり、スキンシップを取りながら、練習に付き合う。
夜寝る時は手をつないで。
できるだけスキンシップをとるように心がけています。
効果はまだ暫定的ですが、少しいいような気がします。
少なくともスキンシップをとっている最中は暴れませんし、楽器の練習でも、間違った音を出したからといって、暴れなくなりました。なんなら、「くすっ」とか、自分で笑ったりしながら前向きに練習しちゃったりしています。
そういうことだったのか!
愛着だったのか!
いや、まだ分かりませんけども。
なかなか時間も取られますし、大変ですけど、一歩ずつ心の落ち着きを得ることができるように頑張ろうと思います。

ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません