ラニビズマブBS(バイオシミラー)
ラニビズマブBS(注射キットになっている)は、ルセンティスのバイオシミラー(後発医薬品?のようなもの)
2023年1月に、DMEも適応になったため、現在の適応症は以下の通り。
- 中心窩下脈絡膜新生血管を伴う加齢黄斑変性
- 病的近視における脈絡膜新生血管
- 糖尿病黄斑浮腫
bio similar 似ている?ジェネリックとは違うの?
ラニビズマブBS硝子体内注射用キット10mg/mL「センジュ」の添付文書
抗体の構造
ラニビズマブ
Ranibizumab
眼科用VEGF阻害剤(ヒト化抗VEGFモノクローナル抗体Fab断片)
VEGF:vascular endothelial growth factor(血管内皮増殖因子)
適応疾患(プリセットの製剤) 2023年時点
○中心窩下脈絡膜新生血管を伴う加齢黄斑変性症
○網膜静脈閉塞症に伴う黄斑浮腫
○病的近視における脈絡膜新生血管
○糖尿病黄斑浮腫
バイアル製剤のみ、未熟児網膜症 0.02 ml
https://www.nihs.go.jp/dbcb/Biologicals/ranibizumab.html
【一般名】
ラニビズマブ(遺伝子組換え)
Ranibizumab(genetical recombination)
【解説】
マウス抗ヒト血管内皮増殖因子モノクローナル抗体の相補性決定部及びヒトIgG1に由来する定常部とフレームワーク部からなるヒト化マウス抗ヒト血管内皮増殖因子モノクローナル抗体のFab断片をコードするDNAの発現により、組換え体で産生される214個のアミノ酸残基(C1035H1593N273O338S5;分子量:23428.67)の軽鎖1分子と231個のアミノ酸残基(C1123H1691N289O343S7;分子量:24952.63)の重鎖断片1分子からなるタンパク質である。
【分子量】
約48,000
出典:https://www.nihs.go.jp/dbcb/Biologicals/ranibizumab.html
参考リンク
https://www.biosimilar.jp/pdf/biosimilar_list.pdf 日本で承認されているバイオシミラー
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