華族

2024年6月2日

華族制度は明治2年（1869）から昭和22年（1947）に廃止されるまで78年間存続[2]。

ある調査によれば、創設から廃止までの間に存在した華族の総数は1,011家[1]。1898年（明治31年）の戸籍統計では、華族の総数は全国で4,551名（当時の総人口の0.01%）[3]。

1884年（明治17年）、上から「公爵」（こうしゃく）、「侯爵」（こうしゃく）、「伯爵」（はくしゃく）、「子爵」（ししゃく）、「男爵」（だんしゃく）という5種類の爵位が定められた。

公爵とか伯爵とかは、異世界転生の話の中だけかと思っていたら、1900年頃の日本に華族として実際に存在していたことを、今さら初めて知りました。。。

華族の教育のために「華族学校（現在の学習院）」がつくられました。華族は試験を受けなくても入学でき、進学を約束されていました。つまり“無条件”で教育を受けられた[4]。