スウェーデンでアナログ教育の復活?
最後の方で、
「教科書を読む」
という教育をしていたが、これが困難な児童・生徒・大人が多い、つまり、
シン・読解力(教科書を読み、理解する力)
というスキルのトレーニングが重要ですと主張しているのが、「シン読解力―学力と人生を決めるもうひとつの読み方」(2025年)。

日本語には、
- 生活言語
- 学習言語
があり、教科書を読んで理解するためには、それぞれの教科に応じた
学習言語
を習得する必要があるとのこと。たしかに、数学は、特有の言い回しがあり、よく、
専門用語(テクニカルターム)
という言葉を、大学受験の数学の塾の先生が話していたのが記憶に残っている。
筆者の新井紀子氏によると、国語、理科、社会にも、それぞれ特有の「学習言語」があり、それぞれの教科書を読むときは、その科目の「学習言語」を意識して読むと、理解しやすいとのこと。
自分の「シン読解力」を測定する方法として、リーディングスキルテスト(RST)を、以下のサイトから受けることができる(対象は、小学5年から大人まで)。その結果に応じて、「シン読解力」を向上するためのアドバイスもついてくるとのこと。一度やってみたい。と思ったが、個人受験は大人のみで、代ゼミ本部で1年に2回、その場所にいかないといけないらしい。残念。
上記の本でイチオシの「シン読解力」を向上するためには、「新井紀子の読解力トレーニング」(2025年)がよいらしい。これから読んでみたい。。。

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