医療従事者の働き方改革

2024年（30万人）～2033年（32万人）頃に、医師の供給が、需要を追い抜くとの推計（2016年時点）

勤怠管理システム

「働き方改革」ですが、まずは勤務時間を把握することから始める必要があります。

adash333が勤務している大学病院は、2020年10月より勤怠管理システムを導入しました。スマホアプリで「打刻」して、当直や残業を申請するのですが、楽ちんです。

大学病院の無給医師

2018年の文部科学省の調査では、全国の国公私立大学附属病院（本院、99大学108大学病院）の31,801名中、給与が支給されていなかったのは22%（合理的な理由の有る、無しを含む）とのことでした。

adash333の知っている大学病院は、2018年前後から、それまで無給で外来診療をしていた大学院生に、給与が支払われるようになりました。これがきっかけだったんですね。なお、2022年時点でも、私の知っている大学病院の専門外来の医師は、半数くらいが無給です。

参考文献

• 医療従事者の勤務環境の改善について（厚生労働省）
• 医師働き方改革、2024年度からの施行見送りや柔軟対応など検討せよ—日医　2020.6.22.（月）
• 医師の2024年問題とは？時間外労働規制などの働き方改革を解説　2021/09/08
• No.713 医師の働き方改革「勤務医にどう周知するか？」厚労省が情報発信を検討開始2021/12/15
• 2021.11.19　【医師の働き方改革】2024年４月から適用となる「医師の時間外労働上限規制」｜キーワードは「月100時間」「年960時間」、特例水準として「年1860時間」

• 医師及び医療関係職種の需給、偏在、働き方支援等に対する日本医師会の基本的考え方（2017年）
• 1960 年以降の医学部入学定員の推移と 18 歳人口
• 大学・短大全入時代到来が明らかに
• ３０数年ぶりの「医学部」設置認可　!東北地方に１校、最短で27年4月開学　／　26年度「医学部入学定員」、前年度より28人増の９，０６９人に　!旺文社　教育情報センター長　大塚／2014年2月3日掲載
• 2018年末、人口10万人当たり医師数は258.8人、総合内科専門医の大幅増続く―医師・歯科医師・薬剤師調査 2019.12.23.（月）
• 医師の需給に関する背景（2018年、厚生労働省）
• 医師偏在対策について（2018年、厚生労働省）
• 【2022年最新】医師の診療科ごとの仕事内容、国家試験の合格率、研修制度について　←なんだこの平均給与は！？誰がこんなにもらっているのだろう、、、

• 週刊東洋経済2018年9月8日号　少子化時代に生き残り懸け学費引き下げ、入試改革へ
• あなたの子供を勤務医にしたいですか？　2007/01/04