2022年現在、病院経営に少しでも興味を持たれたら、以下の動画視聴がお勧めです。
YouTubeチャンネル「現役病院経営者T」の上記以外の動画も、病院経営の実際について、分かりやすく解説されています。病院の経営陣が何を考えているのかを垣間見ることができます。
なるほど、なっとく医療経営Q&A50 【5訂版】(2020年)
2020年前後の日本の医療行政について概略をつかむためには、この本がお勧めです。一次医療圏、二次医療圏といった基本的な単語や、病院経営上必須の法律の解説など、広く浅く、分かりやすく解説されています。1回目はざっと読んで、「マンガ 経営戦略全史 確立篇」などの一般的な経営学についての本へ行き、また、後日、この本に戻ってくるのがお勧めです。
医療経営士3級という民間資格があり、公式テキストである「初級テキスト[第3版]全8巻セット」は定価で22,000円ですが、この本なら約3000円です!
マンガ 経営戦略全史(2016年)
「なるほど、なっとく医療経営Q&A50 【5訂版】」を流し読みしただけでは、医療経営に必要な「医療関連」の知識はこんなものなんだろうなあとなんとなくイメージが沸くだけで、具体的に何をしたらよいのか、いまいちピンときませんでした。対外的にも医療経営に興味が持っていることを示すためにも、医療経営士3級の資格(民間資格ですが)を取ろうかなと思い、公式テキスト「初級テキスト[第3版]全8巻セット」のリストを見てみると、その第1巻の題名は「医療経営史」でした。それを見て、
全く新しいことを学ぶときにはその学問の歴史を学ぶのが理解への近道
なのではないかと思い、経営学の歴史のマンガである、こちらの本を読んでみたところ、
「科学的管理法」を19世紀の向上に導入したフレデリック・テイラー
の話に始まり、2015年頃までの「経営戦略」についての歴史が非常にわかりやすく描かれていました。結構分厚いですが、マンガとしても笑えて面白いし、経営学とはどんなものなのか、どのように発展して今日の経営学に至ったのかをすっと理解することができます。
ちょっと長いので、経営学って何?MBAって何?と軽く一冊目に読む漫画としては、以下がお勧めです。気楽に読めます。
新しい経営学(2019年)
ビジネス初学者のための経営学入門書です。
三井・越後屋の創業物語
に始まり、興味がそそられる具体例が超豊富で、
- 経営学の全体像
- ターゲット:誰を狙う?
- バリュー:提供価値は何?
- ケイパビリティ:どうやって価値を提供する?
- 収益モデル:どうお金を回す?
- あと3つ:事業目標、共通言語、IT・AI
の6章からなっています。MBA(経営学修士)ではこんなことを学びますよということらしいです。
日本医療企画「”イチ”からわかる病院経営オンライン塾」
日本医療企画主催の「”イチ”からわかる病院経営オンライン塾」(2021年秋から冬にかけて、全5回)(1回あたり受講料2000円)を受講したら、すごく面白くて感動しました。1回あたり約2時間の講義で、日本がの人口推移予測、国の医療政策から、病院経営再建の具体例まで、ものすごくわかりやすく、密度の濃い講義でした。来年以降も、同様の講義が開催されたら、ぜひ受講したいと思います。個人的に、講師の先生には、この講義内容を出版してほしいなと思っています。
上記の講義の中で、外部環境、内部環境、SWOT分析、フレームワークなど、全く知らない単語が出てきたので、Google検索してみますと、どうやら、MBA(経営学修士)に関する本に書いてあるらしいことが分かったので、MBA関連の本を読んで、関係ありそうな項目を、用語集に記載していきたいと思います。
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