これからの時代を生き抜くために『絶滅危惧職種図鑑』を読んで冷静な分析に感動した
40回以上も転職して、社長となり年収1億円以上となった七里信一氏による本。
職業が絶滅することの定義を、
- 仕事の単価が下がる
- 仕事の量が減る
としています。概ね売上が30%減ると、会社は倒産することが多いそうです。
- AI(人工知能)の発達
- 個人の繋がり
- 新技術の登場
- 道具の進化
- ネット販売の普及
- 生活習慣の変化
職業の絶滅理由として上記の6個をあげ、それぞれの職業の説明と、今後の展望を、統計を交えて分かりやすく説明していました。統計のグラフは、ところどころ小さな誤植はありましたが、かなり説得力があり、出典もしっかり書かれていて、感心しました。
具体的な職業の例は、著者本人が経験した職業が多く、そのため詳しく、分かりやすく記載されていました。この図鑑に載っていないからといって、ある職業が絶滅しないという訳ではなさそうです。
また、著者によると、『新しい職業は5年程度で絶滅する』とのことです。対策としては、
絶滅しない職業を選ぶ
5年ごとに転職する
でしょうか?お金を稼いで生きていくためには、常に新しいことを創造していく必要がありそうです。大変な時代です、、、
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