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初めての合同会社設立(1)2021年以降は「法人設立ワンストップサービス」で一度に全部行うのがお勧めだが罠もいろいろ

2021年11月20日

https://www.cao.go.jp/bangouseido/pdf/leaf2021_houjinoss.pdf

一緒に一度は会社を作ってみたかった(赤字覚悟)ので、「合同会社」なるものを作ってみることにしました。最初の手続きからいろいろ失敗したりしたので、記載してみたいと思います。

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合同会社設立 目次

合同会社設立にかかる初年度費用は約7万円+α

ほぼ絶対に必要なものと経費

  • (代表者個人の印鑑と印鑑登録 → 電子申請であれば不要でした)
  • 会社の印鑑3個(代表者印、会社銀行印、会社角印)→登記には不要だが事実上あった印鑑登録した方がよいと言われています  6,880円
  • 朱肉 500円
  • 登録免許税 6万円(電子定款を用います)
  • マイナンバーカード申請のための写真
  • マイナンバーカード申請のための交通費
  • カードリーダ(電子申請には結局必要)
  • パソコン(Windows推奨)
  • プリンタとスキャナー(なければコンビニで行うことになるが、ないと少し不便)
  • クレジットカード(年会費0円のもので十分)
  • 代表者個人の銀行口座(会社用)(法人登記前には、会社用の銀行口座は作成できない)
  • 代表者個人の銀行口座(個人用)(インターネットバンキングできるようにしておく、電子納付でインターネットバンキングが必要)

結局、ほぼ必要になる経費

  • バーチャルオフィス登録料 (例:レゾナンス 年間30,300円)
  • ホームページサーバ+ドメイン登録料 (例:さくらインターネット 年間6,286+1.886円)
  • freee会計 などの会計ソフト(ミニマムプランで 年間26,136円 )
  • Adobe Acrobat DC (1カ月だけの契約でも最低4000円。参考サイト)

合同会社設立の流れ

まずは、この動画を見て、「法人設立ワンストップサービス」での、法人登記の流れを確認します。

https://app.e-oss.myna.go.jp/Application/ecOssTop/exec?corpFlow

株式会社より合同会社の方が初期費用などがかからないため、合同会社にすることにしました。以下のような流れがお勧めです。長いですね。。。

  1. 代表者のマイナンバーカードを準備(なければ役所で申請)
  2. 合同会社設立に関する本(お勧めはこちら)を読む(時間のあるときに簿記の本も読むとよさそう)
  3. 会社の印鑑3個(代表者印、会社銀行印、会社角印) を作成(登記に必要なのは代表者印)
  4. freee合同会社設立」で定款を作成して、Wordファイルをダウンロードして修正(修正が少し難しいので、後で記載します)し、PDFファイルにする
  5. 代表社員の銀行の個人口座(会社専用の口座が望ましい)に資本金を入金(後で手帳を印刷します)
  6. freee合同会社設立」で作成した登記書類(就任承諾書/代表社員、本店所在地及び資本金決定書/払込を証する書面)をダウンロードして分割し、PDF編集ソフトで修正する。(これらの書類は「みんなの電子署名」で電子署名してもよいが、どうせなら下記の申請用総合ソフトで全部署名してしまうのがお勧め)
  7. Adobe Acrobat DCの購入(クレジットカードが必要、無料期間内で解約すれば最終的には無料になるかもしれない。)
  8. 印鑑(改印)届書 (オンライン申請専用書式:参考ページ)にAcrobatで必要事項を記入し、A4で印刷して、 代表者印 を押印し、スキャナで読み込んでPDFファイルにする(600dpi推奨だが、、、)
  9. 「定款」「 就任承諾書」「代表社員、本店所在地及び資本金決定書」「払込を証する書面」 「印鑑(改印)届書」(PDFファイル)を、「登記・供託オンライン申請システム」(平日0830-2100)の申請用総合ソフト+PDF署名プラグイン(+マイナンバーカード+カードリーダ)を用いて電子署名する(定款のみ公的個人認証サービスによる電子署名が必要、他の書類は、「みんなの電子署名」で電子署名してもOK)
  10. 法人設立ワンストップサービスのマニュアルを読む(→画面クイックガイド詳細マニュアル
  11. 法人設立ワンストップサービス の「かんたん問診・申請」をクリックして質問に答えながら、必要事項を記入する(健康保険・年金申請も含めて35ページくらいの記入が必要。途中経過の保存が必須。登記のところで、自分で「60000円」と記載しないと、電子納付のお知らせが来ないので要注意)
  12. 最後の方のページで、電子署名した 「定款」(PDFとxml)「 就任承諾書」「代表社員、本店所在地及び資本金決定書」「払込を証する書面」 「印鑑(改印)届書」 (残りはPDF)をアップロード
  13. 申請していったん終了
  14. 電子納付のお知らせが来るので、インターネットバンキングで6万円を電子納付
  15. また、申請した日以降の平日8:30を過ぎると、 法務局の担当者の方から「補正」の電話が来たりするので、作成した定款や就任承諾書などを印刷して、すぐに見られる場所に置いておく(何か問題があれば、すぐに法務局へ行く覚悟で)

法人設立ワンストップサービスのところで、記入事項が

35ページくらい

になってしまうと書きましたが、私のように、最初に登記申請だけした場合は、後で「青色申告の承認申請」や「健康保険・厚生年金保険 新規適用届」を申請するときに

  • 法人番号
  • 登記事項証明書(履歴事項全部証明書)(有料)
  • e-Taxの番号

などが必要になってしまうので、一度に全部申請するのが全体としては仕事が減るのでお勧めです。

以下、順番に、具体的に記載してみたいと思います。

マイナンバーカードとカードリーダを用意する

私は確定申告をする必要があり、確定申告をマイナンバーカードで行っていたので準備してありましたが、ない場合は用意する必要があります。マイナンバーカードはなんと申請から交付まで1カ月かかることもあるそうなので、注意が必要です。

合同会社設立のために1冊本を読むとしたら「合同会社設立・登記・運営がまるごとわかる本 」が超お勧め

合同会社を作る、すなわち、法人登記をしようと思っても、何をやってよいかさっぱりわからないので、上記の本を読んで、流れをつかみ、実際に何をすればよいのかが分かります。手続きの実際の手順については2019年時点の紙を印刷する方式が説明されているので、実際は

法人設立ワンストップサービス

を用いた方法については、こちらのサイトなどで紹介されている方法を用いるのがよいと思います。

会社の印鑑3個(代表者印、会社銀行印、会社角印) の購入

https://item.rakuten.co.jp/hankoya-shop/h-3s-k-a/

2021年11月現在、法人を登記するだけであれば、法人の代表者印の印鑑登録は不要です。しかし、社宅を借りるときに契約などのためにも、印鑑登録はしておいた方がよさそうです。

会社銀行員は、銀行の法人口座を作成するときに必要です。

会社角印は不要とおっしゃっている方もいます。いらないかもしれません。

上記3つの印鑑を注文します。私はハンコヤストアで3本で 6,880円 でした。

「freee合同会社設立」で定款を作成して、Wordファイルをダウンロードして修正

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