「医療者のためのChatGPT:面倒な事務作業、自己学習、研究・論文作成にも!」(2023年)
医療系で、ChatGPTという名のつく本は、とりあえず、買ってみることにしています。
気になったことをメモしておきます。
Contents
ChatGPTは共感力抜群!ChatGPTは何度も同じ話をやさしく聞いてくれる
ChatGPT、話し相手になってくれます。介護の負担を減らすために、要介護者との話し相手として、ChatGPTをうまく導入すると、かなり有効なのではないかと愚考します。
なお、ChatGPTの回答の「共感力」は、医師の回答を上回るというエビデンスがあるそうです。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37115527/
Chatbot responses were rated of significantly higher quality than physician responses (t = 13.3; P < .001).
つまり、「患者は、医師による回答よりも、ChatGPTによる回答に満足する傾向があった」ということになります。
医療現場でChatGPTを利用するためには、電子カルテの動くパソコンからインターネット接続できる環境が必要(ChatGPTだけでもOK)
電子カルテが動くパソコンで、文献検索するためにも、インターネットにつながっていることは大事ですが、私の知っている病院で、電子カルテが動くパソコンで、同時にインターネットにつながっているパソコンは1つしか知りません。ハード面、ソフト面のセキュリティ対策をしつつ(できれば、国が主導で、セキュリティ対策を標準化してほしい。。。)、そろそろ、多くの病院で、電子カルテが動くパソコンでインターネット接続できるようにしてほしいです。
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