Ionicは、Drifty社による、スマホ用ホームページ、スマホアプリ作成のためのフレームワークです。
HTML、CSS、Javascriptと、Ionic特有の使い方を学べば、無料で動的ホームページ、Androidアプリ、iPhoneアプリを比較的簡単に作成することができます。
iPhoneアプリ作成にはMacパソコンが必要です。私は現時点ではMacは持っていないので、このサイトでは、Windowsパソコンを用いて、WEBサイト(PWA化すればそのままAndroidアプリになります)を作成する経過のメモを記載させていただきたいと思います。
Ionic4のメリットとしては、以下のことが挙げられます。
Ionic3については、こちらのサイトにいくつかサンプルを記載させていただきました。
このサイトでは、Ionic4について勉強したことを順次記載していきたいと思います。
2019年現在、Javascriptフロントエンドフレームワークと言えば、
の3つが有名です。Ionicは基本的にはAngularをスマホアプリ作成をしやすく改変したものになります。
Angularはフルスタックフレームワークと呼ばれ、インストールなどにはやや時間がかかりますが、最初から何でもそろっている感じで、Ruby on Railsに雰囲気が似ていると思います。
Reactはよくわかりませんが、JSXという、Javascriptの中にHTMLを混ぜたような記載方法が特徴的で、日本ではかなり人気があるようです。Reduxという仕組みが私には難しすぎて挫折したので、正直よくわかりませんが、初心者には難しいかもしれません。
Vueは、最初は最低限の構成で、必要に応じてルーティングやHttp通信などの機能を追加していく形になります。また、2018年8月にbeta版が公開されたVue uiなども含め、上記3つの中では初心者に一番やさしいのではないかと思われます。
なお、上記3つのフレームワークは、https://codesandbox.io 上で、2クリックで、すぐに無料で開発を始めることができます。
2018年12月現在、残念ながら、CodeSandboxではIonicを利用することはできません。
Angular、ReactやVue.jsと異なり、自分のパソコンで環境構築をする必要があります。
当サイトではWindows10パソコンを利用します。Windows10パソコン購入後の環境構築については、Windows10購入時の設定に記載させていただきました。
Panasonic CF-RZ6 Windows10 Pro (1803) VisualStudioCode Windows Subsystem for Linux (WSL) Ubuntu18.04 VisualStudioCodeのターミナル画面をWSLのBashに設定 git 2.17.1 anyenv nodenv 1.1.2-69-gced0e70 node 10.14.2
私の場合、以下のようにフォルダ共有しています。
Windowsの C:/Users/a/a/ Ubuntuの /mnt/c/Users/a/a/
また、Windows10のVisualStudioCodeでC:/Users/a/a/フォルダを開き、こちらの設定(Ctrl+Shit+Pで、Terminal select default shellをクリック)にて、VisualStudioCodeのターミナル画面をWSLのUbuntuのBash画面に設定しています。
UbuntuのBashを利用するときの注意点
何かをnpm installなどした直後は、必ず、exec $SHELL -lを入力します。これをやらないと、インストール直後のBash画面では、ionic CLIなどを利用することができません。
exec $SHELL -l
上記の方法は安定はしますが、かなり面倒なので、以下の方法でもできます。
後は、以下の、Windows10で新規Ionic4アプリmyAppを作成をご覧いただき、Ionic4アプリ作成へと続いてください。
Ionic CLI 4.6.0
実際は、Windows10内の、仮想マシンWSL(Ubuntu 18.04) にIonic CLIとcordovaをインストールしていることになります。
(WSL(Ubuntu)のBash画面なので、(Ubuntuのユーザ名)@desktop-xxxxxx:mnt/c/Users/(Windowsのユーザ名)/(任意のフォルダ名)/と記載されています。)
npm install -g ionic cordova exec $SHELL -l
ionic -v
(私の場合は、c:/Users/a/a/ionic/ フォルダ内でこのコマンドを入力しました。)
ionic start myApp tabs --type=angular
インストールに数分かかります。なお、
--type=angular
がAngularを利用
を表しています。--type
は、今後、vueやreactが実装されるのかもしれません。
cd Ionic4-pwa ionic serve
作成したデフォルトアプリをNetlifyにデプロイ(公開)するために、まずは、GitHubにpushします。
GitHubはフリープランではシークレットレポジトリが1個しか作れないので、慣れたらBitbucket(フリープランでもシークレットリポジトリがたくさん作れます)でやるのがよいかもしれません。
GitHubアカウントは作成済みとします。(無料です。)
GitHubにログインして、“Ionic4-myApp”リポジトリを新規作成します。
echo "# Ionic4-myApp" >> README.md git add README.md git commit -m "first commit" git remote add origin https://github.com/adash333/Ionic4-myApp.git git push -u origin master
Netlifyという無料でIonic4アプリをデプロイ(公開)してくれるサイトがあります。今回は、これを利用します。GitHubアカウントがあれば、すぐに利用できます。
以上で、Ionic4アプリの新規作成とNetlifyへのデプロイをすることができました。
https://qiita.com/kon_shou/items/de4c6ded5f47df9b8ba3
@kon_shou
2018年12月08日に更新
OPENLOGI8日目
@ionic/vueでハイブリッドアプリを作ってみた
https://qiita.com/xiaca/items/8cedc310d59ea014c983
@xiaca
2018年12月02日に更新
Ionic2日目
Ionic 4(PWA Toolkit) + Capacitorでカメラを動かして顔認識してみる
https://qiita.com/daiki7nohe/items/ce85f1b10c7012f79d95
@daiki7nohe
2018年12月15日に投稿
Fusic15日目
@ionic/vue + Capacitorでクロスプラットフォームの未来を覗いてみる
https://qiita.com/rdlabo/items/c76e0321096318489513
@rdlabo
2018年12月11日に更新
Ionic11日目
新しいHTML5 APPプラットフォーム「Capacitor」を試してみた
https://qiita.com/kponda/items/b06d350cb616458d33cd
@kponda
2018年12月20日に投稿
Ionic 4 / Angular で PWA
https://ionicframework.com/docs/developer-resources/guides/first-app-v4/intro/
Your First Ionic App - Framework v4
2019年2月現在、Ionic4の本は以下の一冊のみです。初めての人でも、パスワード制限つき掲示板を作れるように、丁寧に解説されていてお勧めです。腰をすえてやるのなら、ぜひ、次にご紹介するIonic3の本も一緒に読んでいただくことをお勧めします。
Ionic4の本は未出版ですが、大まかな内容は、Ionic3とIonic4(Angularを用いた場合)は大きな違いはないので、Ionic4をやろうとしている場合でも、以下の本を読んでIonic3アプリを何個か作成してみるのが、非常にお勧めです。