不動産投資の本(3)「不動産業者に負けない24の神知識-『正直不動産』公式副読本-」
ある日から地蔵の呪いで嘘をつけなくなってしまった不動産営業のマンガ「正直不動産」の副読本。
プロ不動産屋さんたちの覆面座談会を収録しています。「エンド」とか、「AD」とか、専門用語多数で半分以上分からないですが、これが全部分かるようにならないと、不動産投資が怖すぎて始められないのかなという気持ちにもなります。この副読本を読んでから、マンガ「正直不動産」を読んで、また副読本に戻ってくると、不動産投資について理解が深まった気になれます。
マンガ「正直不動産」
マンガ「正直不動産」は、不動産売買の裏側を、素人目線でわかりやすく解説しつつ、素人(エンド?)がプロに喰われそうになるところを、嘘がつけない不動産営業の主人公が、救っていく様を痛快に描いています。むちゃくちゃ面白く、マンガを全巻買い続けています。
24個の神知識のうちで、一番気になった言葉が、神知識⑥の、
負動産
です。
負動産
負動産とは、持っているだけで損をする、処分のしようがない不動産です。例としては、以下があるそうです。
- 山林雪国のリゾートマンション(平成元年前後に建築)
- 別荘地の廃墟
- 境界が見つからない原野
負動産を掴まない方法として、以下が挙げられていました。
- 今の運用方法以外にも違う運用方法があるかないか?
- 貸したらいくらで貸せるか?
- 借り手が存在するか?
- どうしても無理なら自己使用で何ができるか?
を、買う前に考えるそうです。
既存不適格
- 道路収容容積オーバー
- 消防法違反(2方向避難)
- 絶対高さ規制
既存不適格も耐震基準不足も、重要事項説明の段階になるまでお客に一切説明しない仲介がいるらしいです。
融資特約
「契約書は特約しか見ない」という人がいるほど、特約は重要!
融資額は、
融資される人の属性としては、サラリーマンなら、年収の10倍くらい?
物件力としては、違法性がない、築年数が浅い、駅距離近い
に依存するそうです。
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