EZRでone-way ANOVAを行い、論文にF値とDf値を記載する方法
連続変数の2群の比較は、『t検定』
連続変数の3群以上の比較は、『one-way ANOVA』
『分散分析』とは、3群以上の群の母平均を検定する分析のこと
開発環境
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Google ColaboratoryでRを使用する方法については以下をご覧ください。
一元配置分散分析one-way ANOVAとは
一元配置分散分析(one-way ANOVA)とは、一つの因子に基づく『3つ以上の母平均の差の検定』のことです。
(参考:一元配置分散分析 (対応なし) F値の算出方法)
EZRでone-way ANOVA
4群があり、VEGF164の値があるとします。このVEGF164に差があるか、EZRでone-way ANOVAを行います。
csvデータをEZRに取り込んだ後、
『統計解析』>『連続変数の解析』>『3群以上の間の平均値の比較(一元配置分散分析one-way ANOVA)』
以下のように、目的変数、比較する群などを選択して、OK
EZRでone-way ANOVAの結果の見方と論文での表記方法
上記操作により、以下のような表示が出ます。
箱ひげ図でも、棒グラフでも、選択できます。これはこのままfigureに使用できます。
出力画面のところを、少し上に行き、summary(AnovaModel.xxx)のところまで行きます。
図5のような結果になった場合、論文には、
one-way ANOVAで4群間に有意差あり(F(3,26)=7.14, p=0.00119)。
と記載するそうです。また、図4の下の方の表から、
1Dと3Bで有意差あり(p=0.0183)
3Bと4Aで有意差あり(p=0.0044)
ということができ、図3の箱ひげ図の部分に、『*』などを記載するとよいと思われます。
なお、図5の、summary(AnovaModel.3)の下にある表が
分散分析表
となります。分散分析表なんて意味わかりませんが、こちらのサイトによると、以下のような表だそうです。one-way ANOVAの計算をするときに、この表を順番に埋めていくそうです。
論文での記載方法
以下のサイトが具体的で分かりやすいです。
https://ultrabem-branch3.com/english/paper/results_statistics
英語論文: 統計に関連した表現の文例集
UB3/english/paper/results_statistics
このページの最終更新日: 2019/07/30
参考リンク
https://haru-reha.com/ezr-anova/
EZRで分散分析(ANOVA)を行う方法 | 深KOKYU
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