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新幹線で雑誌WEDGEを読んだら本を3冊も購入してしまった

2025年2月20日

東海道新幹線グリーン車に乗ると、

  • おしぼり
  • 月刊誌Wedge

がついてくる。雑誌とか読む機会がないので、極稀にグリーン車に乗ったときに、読んでいる。今回は、トランプ2.0について特集があったので、なかなか面白かった。つられて、そこで紹介されていた本をアマゾンで3冊も購入してしまった。いま読んでいます、、、

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ヒルビリー・エレジー~アメリカの繁栄から取り残された白人たち~ 2022年

Wedge(ウェッジ) 2025年2月号 を読んで初めて知ったのが、トランプ2.0の副大統領の名前が

ジェームズ・デイヴィッド・ヴァンス(英語: James David Vance、1984年8月2日 – )

であることでした。白人男性と聞くと、王道のエリートといった感じですが、高校生まではアメリカの南東部山岳地帯(アパラチア山脈周辺)の貧困地域(周囲の白人も貧困)に住み、父は何回も変わり、母親はドラッグ漬けの壮絶な人生を送っていた、その半生がこの本に描かれています。

まとめてしまうと、貧困地域からアメリカ副大統領への『アメリカンドリーム』のお話のようにも聞こえますが、どのようにして貧困から抜け出したのか、抜け出せたのか、参考になるような、ならないような、でも衝撃的なお話でした。

彼は今後、トランプ政権下でどのような政策を行っていくのか、すごく気になります。

SNS時代の戦略兵器 陰謀論 民主主義をむしばむ認知戦の脅威 2025年

陰謀論についてなるべく客観的な解説を知りたかったので、読んでみました。SNSで世論が動く(平時から戦争は始まっている)現代、日本人なら、できれば、読んでおいてもらいたい一冊だと思いました。

ロシアが19世紀から情報戦争に精通していて、『2014年クリミア危機』では、クリミアのインターネット網を破壊して、ロシアに都合の良い情報のみを拡散し、結果的にクリミアをロシアの支配下に置いたとの記載がありました。なお、Wikipedia日本語版には、ロシアの軍事作戦に関する記載はありませんでした。

その他、ロシアと中国が先行する情報戦争に対して、ヨーロッパ諸国、米国も遅ればせながら『情報公開』などの対策を講じているとも書いてありました。

2022年のロシアのウクライナ侵攻の開始直後の、「ゼレンスキー大統領がウクライナから逃亡した」という情報(おそらく、ロシアが流したのではといったニュアンスでした)に対して、スターリンク(人工衛星通信)を通じて情報インフラを確保した上で、ゼレンスキー大統領の「私は逃亡していない、ここ(ウクライナ)にいる!」というビデオが全世界に放映して、ウクライナ国民の士気を維持したという記載もあり、私も当時、そのビデオをYouTubeで見た記憶があるので、印象的でした。

情報戦争における情報の呼び方として、「フェイクニュース」というものがありますが、

とどこかで読んだ記憶がありますが、そういう観点からすれば、

ディスインフォメーション

という言葉が、フェイクニュースよりも適しているという本書の主張に個人的には納得がいきました。

陰謀論に関する本なので、この本を読んだ後で、

について調べたほうが良いと思い、本の最後の方を読みました。

本には笹川平和財団という言葉が何回か出てきたのですが、日本財団(こちらはいったいどのような組織なのか無料記事の範囲では調べてもよくわかりませんでした。)、笹川良一、勝共連合とか、初めて知りました。

用語

https://toyokeizai.net/articles/-/622516?display=b 銃撃事件を引き寄せた「統一教会と家族崩壊史」政府に守られた教団と放置された宗教2世たち 2022/10/03

https://mainichi.jp/articles/20230129/k00/00m/010/180000c 旧統一教会教祖「中曽根の野郎」 安倍晋太郎氏担ぐ思惑裏切られ 2023/1/30 06:01(最終更新 10/12 11:47)

路傍のフジイ

1冊の無料雑誌で購入してしまった本のラストは、マンガです。独身男性が楽しく生きている姿を描く本を読むのは、に続いて2冊目ですが、主人公?のフジイの生き方がなかなかシュール(?)で、読んでいて心が落ち着きます。まだ終わっていないのですが、3巻まで読んでみて、なぜ面白いのかなんとなく分かりました。フジイ自身にも悩みはあるのですが、彼のまっすぐな行動は、なぜか、まわりの人を幸せにしています。そんなお話が、読者を安心させてくれるのかもしれません。

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読書感想文

Posted by twosquirrel