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Microsoftの機械学習アプリLobe(beta版)でリンゴとみかんを分類するWEBアプリ作成を試してみる(11)Parcelを用いてローカルサーバでpredict

2020年12月24日

前回、LobeでTensorFlow.js形式で出力したモデルを、Vue.js(TypeScript)を用いてpredictしようとしたら、私の力ではなぜかうまくいきませんでした。

LobeでTensorFlow.js形式で出力したモデル のexampleのコードがTypeScriptで書かれているため、Windowsローカル環境でParcelを用いてTypeScriptのか環境構築を行い、predictしてみたいと思います。

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Microsoftの機械学習アプリLobe(beta版)でリンゴとみかんを分類するWEBアプリ作成を試してみる 目次

ソースコード

Lobeで出力したモデル(TensorFlow.js形式) :https://github.com/adash333/AppleOrangeTensorFlowJS/tree/0b164bdbffd3b116d15906f388eb6cbf5255c29f

開発環境

Windows10でのNode.jsの環境構築(nvm-windows, node, yarnのインストール)についてはこちらをご覧ください。

Windows10 Pro
Lobe 0.8.1208.4
VisualStudioCode 1.51.0
Git for Windows v2.29.2

nvm-windows 1.1.7
node v14.15.0
npm 6.14.8
yarn 1.22.10

yarnがインストールされていない場合は、以下を入力して、yarnをインストールします。

npm install -g yarn

新規yarnプロジェクト(npmプロジェクト)の作成

C:/js/lobe-parcel/ フォルダを作成し、VisualStudioCodeで開き、Ctrl+@でターミナル画面を開き、以下を入力して、新規yarnプロジェクトを作成します。

yarn init -y

Parcelのインストール

以下を入力して、parcelをインストールします。

yarn add -D parcel

Lobeで出力したTensorFlow.js用モデルを保存

Lobeで学習モデルを作成する方法は(1)LobeのインストールからTensorFlowモデルのエクスポートまでをご覧ください。

Lobeで学習モデルをTensorFlow.js形式で出力する方法については9)TensorFlow.js形式で出力してWindowsローカル環境でtfjsExample.tsを実行をご覧ください。

C:/lobe/lobe-parcel/src/ フォルダを作成し、その中に、model/ フォルダを作成し、さらその中に、上記で出力したモデルのファイル群である

  • model.json
  • group1-shard1of25.bin ~ group1-shard25of25.bin

を、コピー&ペーストします。(約100MB)

predict用のリンゴの画像をダウンロードして保存

りんごの画像をGoogle検索などして、とってきて、apple.jpgの名前で、C:/js/lobe-parcel/src/img/ に保存します。

今回は、https://www.pakutaso.com/20111050280post-737.html から、リンゴの画像をダウンロードして、apple.jpgという名前で保存しました。

package.jsonの変更とインストール

C:/js/lobe-parcel/package.jsonを以下のように編集します。( C:/js/lobe-parcel/src/model/example/package.json を参考にしました。)

{
  "name": "lobe-parcel",
  "version": "1.0.0",
  "main": "index.js",
  "license": "MIT",
  "dependencies": {
    "@tensorflow/tfjs-node": "^2.7.0",
    "@types/node": "^14.14.7",
    "ts-node": "^9.0.0",
    "typescript": "^4.0.5"
  },
  "devDependencies": {
    "parcel": "^1.12.4"
  }
}

ターミナル画面で以下を入力して、@tensorflow/tfjs-node, @types/node, ts-node, typescriptをインストールします。

yarn install

ローカル環境でpredictを実行

次に、以下を入力してみますが、”../signature.json が見つかりません”というエラーが出てしまいます。解決方法わからず、、、

yarn run ts-node src/model/example/tfjsExample.ts src/img/apple.jpg

javascriptの path? readFileSync?

91行目

  const model = new ImageModel('../signature.json');

tfjsExample.ts をsrc/ にコピーして、91行目を、以下のように変更します。

 const model = new ImageModel('src/model/signature.json');

23行目も、以下のように変更。

this.modelPath = `file://src/model/${this.signature.filename}`;

少しググってみたのですが、この file:// という記載方法と、Node.jsにおけるpathの記載の方法が全く理解できませんでした。。。

ターミナル画面で以下を入力すると、なんとかpredictの実行はできました。(mikan.jpgは https://www.pakutaso.com/20191104305post-24005.html からダウンロードしました。)

yarn run ts-node src/tfjsExample.ts src/img/apple.jpg

この時点でのソースコード

https://github.com/adash333/lobe-parcel/tree/9ddab2c6370c0ae677b75e3cac53379d69345972

src/index.htmlの作成とsrc/tfjsExample.tsの編集

以下を参考に、src/index.htmlを新規作成してみます。

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