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ビットコインを買う方法

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ビットコインを買う方法

ビットコインがどういう仕組みか分からないうちは、個人的に、ビットコインの購入はお勧めしません。ビットコインを購入することは、投資ではなく投機(ギャンブル)です。

しかし、宝くじのつもりでビットコインを買ってみたいと思う人もいるのも事実です。

日本では、2017年4月に、いわゆる仮想通貨法が制定されたため、かなり容易にビットコインを購入することができるようになりましたが、安全面ではまだまだだと思います。

筆者が2018年1月26日にコインチェックの口座を開設申請をしたその2日後に、コインチェック取引所は、顧客の口座からの出金を凍結しました。

ビットコイン自体は、「きちんと対策していれば、滅多なことでなければ盗まれない」と言えると思いますが、ビットコインを持っていることの主なリスクは、以下の3つになると思われます。

  1. ビットコインの下落リスク
  2. 取引所の信用リスク
  3. ビットコインを盗まれるリスク

一つ目のビットコインの下落リスクは誰でも予想できていると思われます。しかし、この2番目と3番目は、以外と忘れがちなリスクです。基本的に日本でビットコインを購入する場合は、99%の人が、取引所に「秘密鍵」(財布の鍵)を預けた状態になっていると思われます。秘密鍵を自分で保管する方法もあるのですが、その場合も、3番目の「泥棒に秘密鍵を盗まれて、財布の中身のビットコインを盗られてしまうリスク」は存在します。

例えば、コインチェック取引所に100万円を入金して、ビットコインの取引をしていた顧客Aさんがいたとしましょう。2018/1/28のコインチェック事件から後は、少なくとも2月12日までは、日本円の出金ができません。つまり、最悪の場合、例えば、コンチェック取引所が閉鎖されてしまった場合は、コインチェック取引所に入金した100万円は、1円たりともAさんに戻ってこない可能性があります。

ちなみに、マウントゴックス事件(2014年)の顧客は、2018年1月現在、1円も引き出せていないと言われています。

ということで、取引所は、できるだけ信用できそうな取引所を、複数、開設しておき、取引も資産を分散して行う方法がお勧めです。

ビットコインを買う方法.1518252827.txt.gz · 最終更新: 2018/10/07 (外部編集)

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