(7)学習結果を用いて推測する(Keras)
Keras2でMNIST目次
Kerasプログラミングの全体図
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Import文を記載後、モデルとパラメータを読み込み、分類したい新しい画像データをNumpy配列に変換したのち、予測を行います。
# predict.py # predict_MNIST_MLP(Keras2.0) #7 推測(Keras) (途中)
作成中。
参考:
自前のデータでKerasで画像分類を写経してみる(2)
2017/8/5 2017/8/9
http://twosquirrel.mints.ne.jp/?p=19500
開発環境
Windows 8.1
Anaconda
Python 3.5
Tensorflow 1.4
Keras 2.0.9
Keras2.0のインストール方法はwindowsにkeras2.0をインストールをご覧下さい。
このページは、(6)学習結果の保存(Keras)の続きであり、今回は、学習結果を用いて、推測を行っていきます。
手順
0. 前回終了時の画面
(6)学習結果の保存(Keras)終了時は、以下のような状態となっています。
今回は、新しいipynbファイルを作成し、
predict_MNIST_MLP という名前に変更します。
predict_MNIST_MLP.ipynb は、train_MNIST_MLP.ipynb と同じフォルダにあります。
以下の状態から始めます。
1. 推測したい画像の準備
MNSIT画像は、なぜか、黒の背景に白で手書きの数字が書いてあるような画像であるので、Windows 8.1に付属している「ペイント」で、適当な手書き数字を作成し、/testSet/ フォルダに、「img_1.jpg」という名前で保存します。
2. モデルの学習
以下のコードを入力して、Shift + Enterを押します。
# predict.py #7 推測 %matplotlib inline from keras.preprocessing import image import numpy as np import sys from PIL import Image import matplotlib.pyplot as plt from keras.models import model_from_json # load model and weight model = model_from_json(open('apple_orange_model.json').read()) model.load_weights('apple_orange_weights.h5') filepath = "testSet/img_1.jpg" # 画像を読み込み、グレースケールに変換し、28x28pixelに変換し、numpy配列へ変換する。 # 画像の1ピクセルは、それぞれが0-255の数値。 image = np.array(Image.open(filepath).convert("L").resize((28, 28))) print(filepath) # さらにフラットな1次元配列に変換。 image = image.reshape(1, 784).astype("float32")[0] result = model.predict_classes(np.array([image / 255.])) print("result:", result[0]) # 画像を表示 im = Image.open(filepath) plt.imshow(np.array(im), cmap='gray')
以下のような画面になります。
ちゃんと、「2」と予測できたようです。
上記コードにはコメントで解説を書かせていただいておりますが、今回のポイントとしては、
from keras.models import model_from_json # load model and weight model = model_from_json(open('apple_orange_model.json').read()) model.load_weights('apple_orange_weights.h5')
の部分で、modelと、modelのweightを読み込んでいるところです。この2つの中身は、前回の(6)学習結果の保存(Keras)で保存した名前と一致させる必要があります。
Kerasで推測の手順は上記でおしまいです。
そして、KerasでMNISTシリーズは、一旦ここで終了となります。グレースケール画像の分類であれば、今までのコードのほぼコピペで、実行することができるようになります。
しかし、自前データで画像分類をする場合は、画像の前処理を行って、Kerasが理解できる形に変換しておかないといけません。
次は、自前データでKerasで画像分類を行う方法の解説の例として、MNISTの画像データから、Keras用データセットの作成について説明したいと思います。ご興味のある方は、ぜひ、Keras2用自前データの準備へお進みください。
参考文献
初めてKerasプログラミングをやるときの超おすすめ本。
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