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ionic3で計算アプリ

文書の過去の版を表示しています。


ionic3で計算アプリ

前回は、ionic3のおすすめの本を紹介させていただきました。

今回は、ionic3で計算アプリを作成してみたいと思います。

以下の本を参考にさせていただいています。

この本の第5章「スタンドアロンアプリを作る」を、Ionic3(Angular4)で写経してみます。

Angular4用のコードは、下記サイトで配布されています。

『Angular2によるモダンWeb開発』ダウンロードページ
2017年4月10日更新

http://ec.nikkeibp.co.jp/nsp/dl/09653/index.shtml

(環境)

Windows8.1

Node 6.11.0

Ionic CLI 3.4.0

VisualStudioCode 1.13.1

今回は、ionic3を用いて、「元本」と「利息」を入力すると、1年後から10年後までの支払額が出力されるようなアプリを作成します。

ionic3-calculateアプリの作成

C:/ionic/ フォルダの下に、ionic3-calculateというionic3アプリを作成することとします。

C:/ionic/ フォルダの中で右クリック > Open with Code をクリック

VisualStudioCodeが起動して、下のような画面になるので、Ctrl + @ を押して、cmd.exeの画面を表示させる。

cmd.exeで、以下のコマンドを入力して、ionic3アプリを作成する。

ionic start ionic3-calculate blank

npm installのところで数分待つ。

ionic3-calculateフォルダに移動し、ionic serveによりサーバを起動します。

cd ionic3-calculate
ionic serve

すると、1分くらいで自動的にブラウザが開いて、下のような画面になります。ブラウザは、Chromeをお勧めします。このサイトでは、今後、以下のように、左側に縦長のChrome(ブラウザ)の画面を、右側に、VisualStudioCodeの画面を並べて表示することが多いです。

サーバを停止したい場合は、VisualStudioCodeのcmd.exeの画面でCtrl+C, Y, Enter で停止することができます。サーバを停止しなくても、VisualStudioCodeでファイルなどを修正すると、それをionicが検知して、自動的に再コンパイルして、数十秒待つと、左側のChromeに変化が反映されます。今回は、分かりやすさを重視して、いったん、Ctrl+C, Y, Enterにより、サーバを停止します。

アプリ作成直後のファイル構成

ionic3アプリ作成直後のファイル構成は、以下のようになっています。

package.jsonは以下のようになっています。(最初はあまり気にしないでよいと思いますが、@angula/coreと、@ionic/storageのversionは大事だと思います。)

Ctrl+@で、cmd.exeの画面を出して、ionic serveして、サーバを起動しておきます。

ionic serve

src/pages/home/home.htmlの変更

ページの見栄えを作成します。「元本」と「利息」の入力欄と、1年後から10年後までの支払額のリストを表示する枠を作成します。home.htmlをごっそり、以下のように書き換えてください。

<ion-header>
  <ion-navbar>
    <ion-title>
      複利計算
    </ion-title>
  </ion-navbar>
</ion-header>

<ion-content padding>
  
  <ion-list>
    <ion-item>
      <ion-label stacked>元本(円)</ion-label>
      <ion-input type="tel" [(ngModel)]="initValue"></ion-input>
    </ion-item>
    <ion-item>
      <ion-label stacked>金利(%)</ion-label>
      <ion-input type="tel" [(ngModel)]="rate"></ion-input>
    </ion-item>
  </ion-list>

  <!--入力済みの場合に表示-->
  <ion-card *ngIf="initValue && rate">
    <ion-card-header>
      10年後
    </ion-card-header>
    <!--結果表示-->
    <ion-card-content>
      {{calc() | number}}円
    </ion-card-content>
  </ion-card>

</ion-content>

(変更前)

(変更後)

(参考)

ionic公式サイト:見栄えについては、こちらの公式サイトを読んで、ionic特有のUI(user interface:見栄え)に慣れておく必要があります。最初は、これがかなり面倒ですが、bootstrapと同様、慣れるしかありません。(bootstrapを利用したい場合は、ionicではなく、Angular4+ng-bootstrpを利用することになります。)

https://ionicframework.com/docs/components/#overview

今回は、以下のページを参考に、stacked-labelsを使用しています。

https://ionicframework.com/docs/components/#stacked-labels

bootstrapのようなgridシステムも利用できます。

https://ionicframework.com/docs/components/#grid

リンク

ionic3で計算アプリ.1497766471.txt.gz · 最終更新: 2018/10/07 (外部編集)

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